自分に自信がないのは、すごくいいことだと思うよ。根拠もなく自信に満ち溢れているヤツなんて不愉快なだけだから。
リリー・フランキー
「成功したいなら自信を持て。女にモテたいなら自信を持て。自信に根拠はいらない。自分はすごいと思えばいいんだ!」
世の中では、自信がない人間より、自信がある人間の方が高く評価されるようだ。
自分に自信がなくて何が悪い
確かに自信があれば堂々としているように見えるかもしれない。
オドオドした態度でいるよりは、かっこよく、頼りがいがあるように見えるかもしれない。しかしそれがなんだというのだ?
今の世の中、人生いつどうなるか分からない。一寸先は闇で、不安なことはたくさんあるし、日々いろんな問題がやってくる。
最善を尽くしても、「私はダメだ・・・」と落ち込むこともあるだろう。だから無理に「俺はすごいんだ!」と自信を持つ必要なんてないのだ。
「自分はダメ」でもそれでいい
自分に自信満々に振る舞うよりはむしろ、「私なんて・・・」と自信がない方が奥ゆかしくていい。
自信は一歩間違えれば傲慢さにつながる。「俺SUGEEEEEEEEEEE」の人間なんて近くにいたら暑苦しいだけだ。
だから、別に無理に自信は持てなくていい。ただ人生、生きているだけで、それは本当にすごいことなのだ。
自分に自信なんてなくてもいい。自分なりの人生の歩み方を見つけていこう。それがあなただけの成功なのだから。
出典
『リリー・フランキーの人生相談』