どんなつらいことも、それは必ず過ぎ去る。だから、「希望」は死んでも捨てない。
ひすいこたろう
人生のすべては、結局のところ「過程」である。
仕事で成功しようが。小金を手に入れようが。異性にモテモテだろうが。学校でいじめられようが。会社からリストラされようが。
人生で何が起こったとしても、全ては結局、「過程」にしか過ぎないのである。
一寸先は闇であり光
人生、良いことも悪いことも必ず過ぎ去る。そして全ては過去の出来事となる。
つまり、人生でどんなに最悪なことが起こったとしても。どんなに幸せなことが起こったとしても。それは決して長続きしない。
だから人生で何が起こったとしても、先のことは誰にも分からない。今最高に幸せだったとしても、3日後にはどうなっているか分からない。
逆に、今最高に不幸のどん底にいるとしても、3日後には奇跡が起こって、人生大逆転している可能性だってある。
この意味で「一寸先は闇」という言葉は「一寸先は光」と言うこともできる。
だから今は耐えればいい
結局のところ、人生で起こる出来事に対しては、それが良いことであれ悪いことであれ、いちいち気にする必要はない。
良い状態のときはそれでいい。悪い状態のときは少しの間だけ我慢していればいい。何にせよ、時間とともに必ず状況が変わっていく。
だから「もう私の人生はダメです・・・」など、悲観する必要はない。人生なんて、流れが変われば、面白いように状況が変わる。
だから人生良いときも悪いときも、人生は常に過程であることを忘れないことだ。どうせ、全ては変わってしまうのだから。
最後に
今日は今日で明日は明日。今日が最悪の一日であったとしても、明日どうなるかは分からない。人生で何が起ころうともそれは経過。すべて終わってしまうことである。
それを知ったところで、淡々と過ごすことは難しいかもしれない。でもただ一つこれだけは覚えておく価値がある。
人生どんな最悪のときも。「終わりだ・・・」という絶望の淵にいても。そのときは必ず過ぎ去る。だから「希望」を捨てる必要はないのである。
なぜなら人生は本当に、いつ、どこで、どうなるか、分からないのだから。
出典
『心が折れそうなときキミを救う言葉』