人生がうまくいかないときに必要なのはほんの少しの我慢。それと

春を待つ

人生にはうまくいかないときもあります。

そのときは少し我慢しながら、過去でも未来でもない、今というときを一生懸命に生きればいい。

それ以外に自分に降りかかってくる問題を解決する手立てはありません。今に200%、300%のエネルギーを注ぐのです。

そうすれば明日が変ります。

高田明

人生がうまくいっていないとき。

このときに大切なのは、一発逆転の大勝負を挑まないことである。

人生には上り調子のときと、下り調子のときがあって、人生がうまくいっていないときというのは、まさに人生が下り調子のときである。

上り調子のときは、あれこれ気にせずがむしゃらに前に進んでいけばいいが、人生がうまくいっていないときというのは、下り調子のとき。

上り調子と同じことをすると、まさに地獄を見る。

だからこそ、ここで必要なのは忍耐である。つまり、今うまくいっていない状況に耐える忍耐である。

目の前の現実から目を背けずに、ともかく耐え抜く。そして、なんでも生き残る。生き残るために最善を尽くす。

そうすればやがて流れは変わる。

そして道が開けていき、人生の上り調子がやって来る。いままでの不遇を挽回するのはこのときでいい。

人生下り調子のときはまず無理をしない。頑張らない。ただ、目の前のことに必死で食らいつく。今自分ができる最善を尽くす。

それさえできればそれで十分だ。

そうだから必要なのはほんの少しの忍耐力。不遇に耐える力があれば大丈夫。きっと春はやって来る。

人生の道は、必ず開ける!

出典

『高田明と読む世阿弥』(日経BP、2018年)