挫折は絶対ムダではない。転べば転ぶほど強くなれるから。

どうしてだろう?

挫折を知らないやつは打たれ弱いんだ。

壁にちょこちょこぶち当たってその都度乗り越える。そういうやつのがな、打たれ強いんだ。

たくましく成長できるんだ。

桜木建二

人生何一つ問題が起こらず、やることなすこと全てがうまくいく。

それが幸せな人生と考えることもできるが、実際のところ、人生、全く失敗や挫折を経験してこないことはむしろ危険である。

私たちは進んでつまづき、転ぶ。そしてそこから起き上がることによって、何かを学んでいく。

つまり、何らかの痛みを経験することによってこそはじめて、人として一皮むけていくことができる。

しかし、失敗という挫折という痛みを経験しないままでいると、いつまで経っても強くなれない。

この意味で、人生何もかも順風満帆。

挫折知らずの人生は、むしろ危険なことかもしれない。たった一度の失敗がもしかしたら、致命傷になってしまう可能性がある。

逆にいえば、人生失敗続き。たくさんの挫折を経験している人は、むしろ人生がうまくいっている。

転んでつまづき、そしてそこから起き上がる。だから強くなれる。生きていく上で、必要なものを学ぶことができる。

つまり、たくましくなれる。たくましくなれば、しぶとく生きていくことができる。しぶとく生きていれば、いつか良いこともある。

そう、人生において挫折することは悪いことではない。それはムダな経験ではない。むしろ長い人生、絶対に必要な経験なのだ。

出典

『ドラマ ドラゴン桜』(TBS、2005年)