失敗の本質を知れば失敗は怖くない

空に向かってジャンプする

失敗は形を変えた恩恵であることが多い。

予定どおりに運んだら厄介なことや、完全な身の破綻にさえなりかねなかった目標から、引き返させることがあるからだ。

失敗によって新しい機会への扉が開かれ、試行錯誤しながら、人生での現実に役立つ知識が得られるのである。

失敗は、その方法がふさわしくないことを明らかにしてくれたり、高慢な人間の思い上がりを諭したりすることが多い。

ナポレオン・ヒル

人生常勝はありえない。

ときにとんでもない失敗をして、絶望のどん底に叩き落とされることもあるだろう。そんなときに常に心に刻んでおきたい言葉がある。

それが、「失敗は形を変えた恩恵である」という言葉だ。

失敗それ自体は、実は悪いことではない。大切なのは、失敗することによって初めて、気づけることがある。

失敗とは、

「その道へ進んではいけない、別の道へ進みなさい」

「そのやり方ではダメだ、別の方法を試しなさい」

というある意味、人生からの親切なサインだ。

失敗を経験せずにそのまま進んでしまうと、とんでもないことになってしまう。しかし失敗することで強制的に再考させられる。

ここに大きな意味があって、つまりは失敗を経験することで自分にとってよりより良い道へ進んでいくことができるのだ。

だから人生で失敗し、挫折や逆境を経験したとしたら、それはイコール、人生をより良くするための、新しい気づきが得られるチャンスということだ。

もちろんそれは、あなたが気づこうとしなければ見つからないかもしれない。失敗にばかり意識を奪われていると、貴重な気づきのチャンスを見逃してしまうかもしれない。

だからこそ、「失敗は形を変えた恩恵である」と信じることが大切なのだ。それは見つけようとすれば必ず見つかる。

そしてそこで得た気づきこそ、あなたの人生で大きな変化を起こすチャンスとなるのだ。

出典

『ナポレオン・ヒル 自己実現』(きこ書房、2016年)