人事を尽くして時節を待つ。すると全ての逆境は

山あり谷ありの人生を生きる

いかなる不運、不幸、不景気も、決してそれが永久的につづくものではない。

時計の振り子のごとく、また波の起伏のごとく、やがては元に戻るものである。時が来れば必ず元へ盛り返すものである。

本多静六

人生に夢や希望、意欲をいだいて前向きに努力し前進していく。

それによって夢は実現され、人生がめでたしめでたしになれば、生きることに大きな困難はない。

実際のところ人生はどれだけ計画を立てて安全第一、前へ進もうとも。思わぬ障害。困難によって停滞を余儀なくされるものである。

すべての悪いことは一過性の出来事

しかし一つ朗報がある。人生で起こるすべての悪いことはいつか必ず終わる、ということである。

大切なのは、不運。不幸。不景気。生きる意欲を減退させる様々な出来事はすべて、「一過性」のものであることを忘れないことが大切だ。

つまり、今あなたがどれほど不本意な状況にあろうとも。「人生を挽回しよう!」という意欲を失わず、今後の進むべき道を見定め前進し、粘り強く物事に取り組んでいけば。

いつか必ず、光は見えてくる。状況は必ず、変わっていく。

人生で不幸がやって来る本当の意味

さらにもう1つ付け加えるならば、人生起こることはすべて、ムダなことではない。

そして、いわゆる人生経験したくない「不運」や「逆境」こそが、あなたを次のステージへ進ませてくれる「成長の機会」になるだろう。

だからもしあなたがリストラされて仕事を失い絶望の淵へ追い詰められても。恋人に裏切られて人間不信になってしまったとしても。その他諸々の不幸に人生を台無しにさせられたとしても。

それは、あなたを苦しめるための出来事ではない。苦しみに耐えて成長し、人として大きくなるための、学びのチャンスなのである。

この意味で人生の途中経過において何が起こっても大丈夫。あなたが人生に絶望しさえしなければ、必ず復活できる。そして以前よりも更により良い自分になることができる。

最後に

人生はとかく思い通りにいかないものである。

だからこそ忘れてはいけないのは、人生で起こる全てのマイナスはあくまで一時的な事柄であること。そしてそのマイナスを経験することによって、更に人として成長するチャンスがあること。

この2つを忘れないことが大切である。

実際のところ、人生プラスばかりでは、面白くないし、成長もできない。マイナスがあるからこそ。停滞があるからこそ。それからグングン、伸びていくことができる。

つまるところ、人生で起こることにムダはない。だから大丈夫。時が来れば人生は、更に輝くのである。

出典

『人生計画の立て方』(実業之日本社、2013年)