ピンチに陥る人ってのは何かをやっている人なんですよ。
自分で事業を興していたり、自分でやりたいことを追いかけていたりとかすると、当然ピンチに見舞われるんですよね。
経済的にもそうだし、そして、人間関係も積極的に恋愛をしたりとか、積極的に人間関係を築こうとしてる人は、やっぱりピンチに陥ることが多いんですよ。
本田健
あなたは正直に言って、「どうせなら最高の人生を生きたい!」という野望を持っているだろうか?
そのために将来のことを考え、自分がしたいこと、やりたいことを積極的にやっているだろうか?
もしそうならあなたの人生では、何度もピンチがやってきているはずだ。
というのは、ピンチとは何か人生が動いてる証拠であり、エネルギーが大きく動き出しているとき。あなたが人生を前向きに生きている何よりの証拠だからだ。
ピンチがやって来る本当の意味
人生保守的に、何も挑戦せずに生きている人のもとにピンチはやってこない。
この意味で、「人生トラブル続き。いつもピンチがやって来る」という人は、正しい方向へ進んでいる証拠だ。
もしあなたが人生で安定を何より望むなら、何事も無難にすることだ。そうすれば、「これはヤバイだろう」というピンチに見舞われる回数は劇的に減る。
ただし、その人生で味わえる喜びは、驚くほど激減してしまうことを覚悟することだ。
つまり、安定とは退屈の裏返しであり、あなたが本当に一度きりの人生を素晴らしいものにしたければ、ピンチがやって来ることは避けられないと思った方がいい。
むしろ、ピンチを刺激剤にして、より人生を楽しむためのきっかけにするのだ。実際にそれはできる。
人生はうまくいくようになっている
だからピンチは怖くない。大丈夫、それは絶対に乗り越えられる。なぜならピンチがやって来たのは、人生を真剣に生きているから。
自分なりに自分の歩みを進んでいく人にピンチはやって来る。そしてピンチを乗り越えることによって、人生は更に発展し、新しい自分。新しい人生に出会うことができる。
この意味で大切なのは、まず自分自身を信頼すること。そして、ピンチは自分を苦しめるためにやって来ているのではないことを、思い出すことである。
だって人生は、最後にはうまくいくようになっているのだから。
最後に
人生を真剣に生きていれば。自分が進む道に前進しているならば。その途中でピンチは必ずやって来る。それは最高の人生を実現するための過程である。
行動を起こせば何かが起こる。だからそれでいい。あなたが本当に生きたいと思う人生を生きようとするならば。行動あるのみである。
自分で動き出さなければ、何かを変えることはできない。何も起こらない人生を生きたいなら、何の行動もせず、じっとしていればいい。
それが嫌ならば。ピンチが怖くて人生を変えることはできない。自分を信じて前へ進むのである。
出典
「Dear Ken」第391回