自分を本当の意味で救う方法

成功の秘密はここにある

人間は弱い生き物です。

自分に実力がなくて物事がうまく進まないとき、本当に必要なことは、勉強や訓練により実力を少しでも上げることです。

けれど多くの人がそうではなく、長時間働いたり、賢そうに聞こえる適当なコメントでごまかしたり、自己啓発本に逃げたりします。

実際にはそんなことをしても根本的な解決につながることはほとんどありません。

また多くの場合、それらは「実力のなさをごまかそうとしている態度」だと周囲のみんなにもバレています。

たとえ回り道に見えても、スキルを直接的に上げる方法を試してみるほうがよほど価値があります。

それ以外に「能力のある人」に近づける方法はないのです。

ちきりん

結局人生において自分を救うのは最終的に自分の能力である。

もちろん、物事には運が絡むので、実力を高めたからといって、全てがうまくいくわけではない。ときに冷や飯を食わされ、世の中の不合理さに悪態をつきたくなることもあるだろう。

しかし、長い目で見ると人は実力相応の人生を歩むことになる。だから成功したいと思うなら結局は、自分の実力を地道に高めていくほかない。

仕事に熟達し、自分の実力を日増しに高めていく。それこそが最終的には自分を救う道となる。

自己啓発書の教えに頼るより、運に運命を任せるより、よほど確実に、状況が改善されていく。

だから今自分ができることから始めていこう。仕事に役立つ何かを学ぼう。日々勉強して、昨日の自分よりもより良い自分になろう。

自分の未来を今から救うために。

出典

『ゆるく考えよう』(イースト・プレス、2011年)