人生上昇の途中で大トラブル発生。それはこういうお約束

手のひらの希望

成功していくと、おもしろい現象が起こるのだ。

君のビジネスが順調に成功していっているとしよう。ところがある時点で、上昇気流の途中のエアポケットに入ってしまうことがある。

とにかく、想定外のことが急に勃発し、全身冷や汗だらけになるときがあるのだよ。

いままで苦労して築き上げてきたものが、ひょっとしたら一瞬にしてくずれてしまうかもしれないという、とてつもない恐怖におそわれる。

そのとき、この恐怖に立ちすくんで、何もできなくなってしまうか、一歩前に出られるかが勝負なんだ。

これは、次のレベルにいくための、言ってみれば通過儀礼のようなものだ。真のリーダーになるための大きな一歩だと言えよう。

ゲラー

人生は螺旋階段。前へ進めば進むほどアップダウンあり。人生はyがxの2乗に比例するような、分かりやすい仕組みにはなっていない。

人生がうまくいきだして、「自分の人生はこれからどんどん良くなっていく」と思った瞬間。「なぜこんなことが自分の人生で起こるのか?」という、大ピンチがやって来る。

それは人生のお約束であり、今後さらなる最高の成功を実現するために与えられる天からの試練である。

成功の前にやって来ること

「私は○○を実現したい!」と心を決めて、行動を起こす。その結果、人生がうまく周りだし、心穏やかな日々を過ごせるようになったとき。

突如、それはやって来る。今まで自分が大切に築き上げてきたものを一瞬で失うかもしれない、大きなピンチにさらされる。

例えば会社をやめて自分でビジネスしている場合。

独立して何年も立ち、ようやくビジネスが安定。ほっとできる時期に入ったと思ったら突如、大口取引先が倒産。見込んでいた売上が一瞬でパァになり、収入は激減。

それだけではなく、同業者から悪い噂を流されて、今まで築き上げてきた顧客との信頼関係を台無しにされ、仕事の受注力も激減。

悪いときいには悪いことが続く法則で、「廃業」という恐怖が、頭の中で何度も浮かぶ。まさにお先真っ暗の状態である。

ピンチは避けられない通過儀礼

しかし多かれ少なかれ、自分らしい人生を生きようと決めた人。

そしてこの世の中で野心を抱き、その第一歩を踏み出した人は、必ずこのような突然の大試練を経験するようになっている。

すなわち努力し前進。ある程度の結果を得て安心できる状況に入った途端、それが台無しになるかもしれない大ピンチを経験する。

これはお約束で、大ピンチを乗り越えることによって更に次のステージへ進むことができるようになっている。

逆に、大ピンチに心が折れて、「もう自分はダメだ・・・」とあきらめてしまえば、もはやそれまで。次のステージへ進むことはできないだろう。

ではどうすれば、人生成功へと進む道の途中でやって来る大ピンチを乗り越えることができるか?大切なのは、自分の中から湧き上がってくる恐怖や不安から、逃げないことである。

怖くても前へ進む!

自分が築き上げてきたものを失うこと。すべてがダメになって、またゼロからやり直さなければいけないこと。

それは本当に怖いし、不安である。恐怖や不安が襲ってくるのはもう、どうしようもない。その感情を感じるのは、至極当たり前のことである。

問題は、恐怖や不安が心に湧き上がってきたとき。そこで足が止まってしまうか。それとも、恐怖や不安を感じつつも前へ進むことができるか。そこで未来が決定する。

結局ピンチがやって来ようが何だろうが、自分の気持ちを奮い立たせて行動を起こし、今目の前で起こっている問題に対処する。それによってピンチを乗り越えることができる。

しかし、恐怖や不安で心が折れて、「もう自分はダメだ・・・」となってしまえば、打つべき手すら、打てなくなってしまう。

だからこそ、怖い。不安だ。そういう感情から目を背けず、真正面から向き合うことが大切である。怖くてもいい。不安でもいい。ただ、自分が今をすべきなのか。それさえ忘れなければ。

最後に

人生大ピンチがやって来たとき、変化のときは目前である。

大ピンチを乗り越えることによって文字通り人は、完全に一皮むけて、次のステージへ進むことができる。このプロセスはまさに通過儀礼。自分の成長。さらなる成功に必要不可欠な経験である。

大丈夫。人生自分が乗り越えられないことはやって来ない。そのピンチがやって来たこと。それは自分が乗り越えられること。次のステージへ進むための、チャンスなのである。

恐怖や不安を受け止めて、自分が打つべき手を打ち乗り越えていく。その先には待っている。もっと見晴らしがいい、最高の場所が。

出典

『ユダヤ人大富豪の教え』(大和書房、2006年)

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