読書こそが最高の娯楽であり、最高の投資である。
千田琢哉
成功した経営者の自伝や自己啓発の本を読むとたいてい、
「成功したいなら本を読め」
という話が書かれている。
読書習慣こそが人生を変える習慣であり、それがやがては自分を成功へと導いていく。そういう話だが、実際に読書を習慣にしてみれば、納得できるところがたくさんある。
読書をするそもそもの意味と価値
読書の本質は、著者との対話だ。
1ページ1ページ本をめくり、著者の主張を理解しようとする。著者の人生を理解しようとする。それによって、著者から人生成功の秘訣、仕事の知恵、あらゆることを学ぶことができる。
自分の体験だけでなく人の体験からも学ぶことができる。これは人生において大きなアドバンテージとなる。
自分の経験からしか学べないのと、自分の経験だけでなく、人の経験から学べること。この差は果てしなく大きい。だから、本を読むことが自分を磨き成長させるための自己投資になる。
効果は最強!
たかだか1000円~2000円程度で買った本が、100万1000万以上の価値に化ける。そのことは、読書の効果を実感した人なら、実際に納得できることだと思う。
だからもし、理想的な人生、成功した人生を目指すなら、自分だけの力に頼ってはいけない。自分だけでなく、人の経験、知識から勉強させてもらう。成功するヒントを教えてもらう。
人生で最高を目指すときはいつも、誰かの力が必要だ。だから読書が役に立つ。「成功したいなら本を読め」という話には、それなりの理由があるのである。
出典
『一流の人生』