どんなことでも、はじめるにも遅すぎることはありません。
たかが40代、50代で「もう年だから・・・」などといわないでください。いくつになっても誠実な心で前進しようとする姿勢があれば、必ず結果につながるのです。
人間は死ぬまで成長し続けることができます。あなたの人生のピークはまだまだこれから、70歳、80歳かもしれないのです。
林總
ある意味人生が終わってしまうとき。それは、自分で自分自身に見切りをつけたときである。
「もう自分の人生はこんなものだ」
「これ以上頑張っても、自分はもう前へ進めない」
「自分は年だから、何か新しいことを始めてもムダだ」
このように、自分で自分の人生をあきらめてしまっている状態。これこそがまさに、人生が終わってしまっている状態である。
逆に言うと、自分で自分に見切りをつけない限りにおいて人生はまだまだこれからである。
自分のことは「自分で」決める。
人生はいつでもどこでもやり直すことができる。自分さえその気があれば、今すぐにでも、より良いものにしていくための行動を起こすことができる。
例えばあなたが今、特に将来に対して明確な見通しを持っていなかったとしても。「自分の人生はこんなものである」と考えているとしても。
自分はいつだって変わる可能性がある。あなたは知っているだろうか?60歳を超えて、新しい仕事を始めたり、趣味の世界をビジネスに変えて第二の人生を始める人がいることを。
彼らは特別な人ではない。極めて普通の人々である。だからこれだけは言える。大切なのは自分に対する自分の見方である、と。
新しい自分になるために
大切なのは、自分で自分の可能性にフタをしないことである。自分で勝手に「自分はもうダメだ・・・」と思い込まないことである。
なぜなら新しい可能性は常にある。思ってもみない新しい自分との出会いは常にある。
自分が自分の可能性をほんの少しでも信じることができるなら、人生はいつでもどんなときでも、「遅すぎる」ことはない。したいことを実際に始めてみるという行動を通じて、人生を変えるための第一歩を踏み出すことができる。
そしてその後あなたは実感する。人生の結果とは結局、やったかやらなかったか。極めてシンプルな要因によって決まることを。
最後に
人生はいつだってより良くしていくことができる。「自分はもう◯◯だから」という間違った認識は不要である。
それは一見正しいように見えるかもしれないが、結局はあなたの人生の可能性を閉じてしまう、極めて有害な考え方である。
なぜなら人生はいつだってより良くできる。あなたが何歳であっても。今どのような状況だったとしても。あなたが「人生をより良くしたい!」という気持ちがある限り。
そして、自分の気持ちに正直になり行動を起こすことによって。実際に人生はより良くなっていく。人は死ぬまで成長し続けることができる。だから新しい自分になれるのである。
出典
『人生を黒字にするお金の哲学』