男には決断すべき時がある。
ジェイミー
人生にはそこで運命の分かれ道となる絶対的なタイミングがやって来る。そのときに言うべきことを言うべき人に言い、すべきことをすることで、人生が全く新しい段階へ進んでいく。
そうなってしまえば、もはや今までと同じ暮らしを続けることができない。自由を失い、責任を背負うことになり、自分の言動などすべてのことが、拘束力を伴うようになる。
しかし、決断が間違っていなければ、自分独りだけでは決して得られない満足感と充足感、連帯感、安心感を手に入れることができる。
それは、「自分の人生はこれでいいのだ、こうなるようになっていたのだ」という絶対的な確信だ。それは無意識の自信となり、精神的土台となり、ますます生活に安定感が出てくる。
だから、もし人生でその時がやって来たら、決して迷わず、自分の選択を信じることが大切だ。
もちろん失敗する可能性は常にある。しかし、そのときを逃せばもはや同じチャンスは巡ってこない。
決断を下すために迷うのは常だが(それが本当に重要なことであればなおさら)、思い切って答えを出したい。思い切って決断したのであれば、その決断に間違いはないはず。
迷わず、言うべきことをいい、すべきことをしよう。
出典
『ラブ・アクチュアリー』