なぜ結婚は「ご縁」なのか?

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幸せなカップル

恋愛は人為的だけど、結婚は運命的だな。

浅田次郎

私たちは、誰かと出会い、恋をする。それは自然なことのように思えるかもしれないが、実はとても特別なことである。

生まれも育ちも違う、別々の人生を生きてきた男女が出会い、一緒に時間を過ごすようになる。そして場合によっては、一生をともにする関係にまで発展する。

では、なぜその人が相手だったのか?なぜその他の人ではなく、その人だったのか?

それを考えると、運命の不思議さ、そしてご縁の存在に、驚愕せざるを得ない。だから、「人は出会うべくして出会う」という言葉も、まんざらウソではないのかもしれない。

特に、ただの恋愛ではなく、結婚にまで発展する出会い。それはやはり特別なものである。なぜならそれは意図ではなく結果だからだ。

例えば、あなたは今、「誰かと出会って結婚したい!」と強く考えている。

ところが、その気持が強ければ強いほど、あなたは出会えない。そして、結婚することができない。

しかし、「もういいや、結婚しなくても」と何もかもがどうでもよくなったとたん、なぜか運命の人と出会ってしまう。

そう、そこには運命という、理屈ではどうにもならない何かがある。

だからこそ、結婚とはご縁。良いものであれ悪いものであれ、2人の間を取り持たせる深い何かによって、つながっているのは確かなのだ。

出典

『世の中それほど不公平じゃない』(集英社、2013年)