この人は絶対に失いたくない。だからコミュニケーションを欠かさない

成熟した男女

他人同士が一緒に暮らすうえで、健全なコミュニケーションは欠かせません。

価値観が多様化した現代に「言わなくてもわかってくれる」は、もはや通用しないのです。

ミセス・パンプキン

大切な人ほど甘えてしまって、知らず知らずに傷つけてしまう。そのさきに待っているのは、大切な人を失ってしまう喪失感。

そうならないために伝えたい。

「私はあなたのことを大切にしています」

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はじめに

この世の中、本当に価値があるものを手に入れるためには、長い長い時間が必要だ。

誰かの信頼を手に入れるのも。愛情に満ちた幸せな家庭を築くのも。日々の暮らしのなか、信頼と愛情を一つ一つ、積み上げていくしかない。

しかし、ようやく大切なものを手に入れたとしても、それを失うのは一瞬だ。

ほんの小さな不注意で。心の油断で。慢心で。積み上げてきたものは、一瞬にして、消えてしまう。

別れの原因はコミュニケーション不足

ある日突然、大切な人を失わない。そのために大切なのは、日々のコミュニケーションを欠かさないことだ。

なぜなら大切な人を失う原因となるのは、コミュニケーション不足による行き違いが原因になるからである。

「自分はこういう気持ちだけど、きっと、あの人は言わなくても自分のことを分かってくれるに違いない」

こんな甘えがその関係をダメにする。

2人が長年の信頼によって結びついていたとしても。それに甘えすぎていれば、知らず知らずに、相手のことを傷つけている。

大切な絆をぶち壊さないために

コミュニケーションの行き違いが小さいうちなら、それを修正し、2人の絆を取り戻すことができる。

しかし、その違いがあまりにも大きくなってしまったら。もうそのギャップを埋めることは無理かもしれない。

だからこそ毎日のコミュニケーションが大切だ。自分が感じていることを素直に伝える。

相手に甘えすぎて「察して」を強要している自分に気づいたら、それをやめる。

逆に、自分が嫌だと思うことがあれば、それをきちんと言葉で伝える。その積み重ねが2人の絆を強固にしていくのだ。

大切なのは当たり前のこと

いくら愛し合った間柄だったとしても。相手の全てを理解した気になるのは傲慢も甚だしい。

もともと赤の他人だった人が、何かの縁で愛し合うことになった。

だからこそ思い出したい。自分と相手は、別の人格を持っている別々の人間であることを。

そこで必要なのがコミュニケーション。

言葉で自分の気持ちを伝える。思っていることを伝える。そして、相手の話をきちんと聞く。

これは当たり前の話かもしれないが、当たり前をおろそかにした結果、大切な人を失ってしまった。

そんな悲劇は、たくさんある。

最後に

「言わなくても分かってくれる。察してくれる」

そんな過剰な期待が悲劇を生む。

必要なことはきちんと伝える。相手に甘えず、その全てを理解した気にならない。

愛を保つにも、謙虚さは必要だ。

「分かった」気になって調子に乗ってしまえば、大切な絆だって、簡単に壊れてしまうのだから。

出典

『最強の人生相談』(東洋経済新報社、2018年)