人を愛することは今を大切にすること

幸せなひととき

永遠の愛 それはよろこびよりもかなしみ

すべては終わりまた始まる 死んでふたたびよみがえる

だからたいせつなのは ただ、生きること ただ、生きていくこと

アンリ・ド・レニエ

誰かと出会い、恋をし別れ、また新しく恋をする。

人の気持ちはうつろい、どれほど好き好き好きな状態であったとしても、いつか必ず気持ちは冷める。そしてそれはとても自然なこと。

始まりがあって、そして終わりがある。別れがあるから出会いがある。終わりのない恋はむしろ悲しい。

だから大切なのはいつも今。生きている今このとき、目の前にいる人との時間を最大限に大切にしたい。

もしかしたら、その人と過ごせる時間は長くはないかもしれない。いつどこで、2人が別れるときがやってくるのかは、決してわからない。

だからこそ今この時間。愛する人と過ごすときを。決してムダにしない。1秒1秒を惜しむように過ごすこと。

これこそが、今を生きるということ。そして誰かを大切にするということなのだから。

出典

『読まずには死ねない世界の名詩50編』(実業之日本社、2017年)