別れには理由がある。未来を信じれば最後にはきっとうまくいく

悲しむ女性

喪失は人生で最も苦しいレッスンの一つであるが、人は喪失なくしては成長できず、喪失なくして人生を変えることはできない。

エリザベス・キューブラー・ロス

人生は出会いと別れるの繰り返し。

誰かと出会い、別れ、成長し、また誰かと新しく出会う。人生はその繰り返しだ。

別れを繰り返すたび、私たちは傷つき、悩み、そして成長していく。

特に、大切な人との突然の別れは、言葉では表現し難い致命的なダメージを受けるハメになる。しばらくの間は苦しみにのたうち周る日々が続く。

しかしその傷が癒えたとき、自分が一皮向けて成長していることに気がつく。この意味で、別れの苦しみは、人として成長するために必要不可欠なものなのかもしれない。

どんなに辛くても、どんなに苦しくても、傷はやがて癒える。そして場合によっては、「あの別れがあったこそ!」という、素晴らしい出会いがやってくる。

人生そのときは、なぜそんなことが起こるのか、その理由は分からない。しかし起こることには理由がある。別れがやってきた人には、それなりの理由がある。

なぜ大切な人が去っていったか、その理由を知る必要はない。ただ何らかの理由で別れが必要だからやってきた。それだけなのかもしれない。

別れの苦しみは大きいかもしれない。しかし未来を信じて、苦しみを乗り越えれば、また新しい出会いがやってくる。そうすれば、理由が分かる。

この別れは自分にとって必要だったのだ、と。

出典

『ライフ・レッスン』(角川文庫、2005年)