世の中 失うことは悲しくない。失うからこそ新しい何かが 何かを得るならば、一方において別の何かを棄てなければならない。望むもののすべてを同時に手に入れることはできない。欲深にすべてを欲しがるのならば、それがまた悩みになる。欲深な人の顔を見てみればいい。苦悩や傲慢がぎらぎらと貼りついている。白取春... 2016.11.30 世の中
世の中 出会いを「求める」。だから出会える。 人間関係とは自然にできあがるものではない。求めるものである。いい友、安らぎを与えてくれる友には自分から積極的に近づくことだ。それが前向きということでもある。斎藤茂太あの人と出会えた、だからこんなことがあった。こんなふうに自分は変わった。人と... 2016.11.01 世の中
世の中 社会とは他人。この意味で社会で損しない生き方とは 人間がこの世に生きていくことは社会に生きていくことであり、社会とはすばわち他人のことです。その他人と自分との関係性の中で、傷ついたり思うようにいかなかったりいろんなことがあります。車谷長吉人は、人との関係のなかで生きている。そのなかで、周り... 2016.09.26 世の中
世の中 世の中は、いつの時代だって厳しい場所だ。 楽に生きられる世ではない。そんな時代がこれまでに一度もあったためしはないし、これからも絶対ない。丸山健二私達は、心のどこかで、この世界に理想郷があると信じている。争いや不安もなく、誰もが自己実現を果たすことができ、平等で理想的な、平和な社会... 2016.09.09 世の中
世の中 人生はトレードオフ。何かを失ったとしても必ず何かを手に入れている 何かを得れば、応分の何かを失う。現実の世界は一筋縄ではいかない。竹内一郎人生面白いのは、プラスプラス。足し算の生き方だけでは上手くいかない、ということだ。お金を稼いで豊かになりたいと思い、仕事を頑張る。仕事を頑張って収入を増やした、すると、... 2016.08.29 世の中
世の中 世界は「見る人」によって違う現実 キレイに磨かれた鏡はくっきり物を映し出すけれど、映しだされた物がキレイに見えるとは限らないのよ。むしろ、見たくない部分だけが際立ってしまうこともある。鏡に罪はないけどね。スカーレル人はそれぞれ、自分というフィルターを通じ、この世界を見る。結... 2016.08.12 世の中
世の中 この世のどこにも「理想郷」は存在しない話 桃源郷など、この世のどこにも存在しません。ユートピアは、神仏のたぐいのように、人間の切ない憧憬の産物なのです。丸山健二家の周りを見渡してみると、「あれが気に食わない」「これがいやだ」というところがたくさん見つかる。夜中に大声を出す隣人。あい... 2016.07.13 世の中
世の中 世の中自分の思い通りには生きられない。そこで問題なのが 多くの人が芸術家や職人に憧れるのは、生業として好きなことができるためだけではない。純粋な個人として生きてゆくというわがままが比較的許されるからである。中島義道「若い時の苦労は買ってでもしろ」という言葉がある。これは50%正しくて、50%間違... 2016.07.12 世の中
世の中 必要なことは必要なだけ時間がかかる。 時間というものは必要なだけかかるものです。勝手に伸ばしたり縮めたりすることはできない。太田登現代社会は効率重視の世の中。早く結果を出したものが勝ち。短期間で上手くいくこと、すぐにできることに高い価値を置く時代。しかし、本来時間は思いどおりに... 2016.07.11 世の中