「何となく」は案外正しい。なぜなら自分にとって本当に正しいことは

男女

この人生において「自分にとって」の正解を選ぶ重要な指針。それが「何となく」という根拠のない間隔である。

何となくそれをしたいと思う。何となくこの人とは付き合いたくないと思う。何となくそれは間違っていると思う。

この漠然とした間隔を無視してはいけない。なぜならそれはあなたがベストな選択をしていくためにあなた自身の深いところが教えてくれる重要なヒントだからである。

「何となく」という重要サイン

例えば自己啓発の本を読むと、「成功者は理屈よりも自分の直感を大切にする」的な話をしばしば目にする。

「ワクワクすることを追っていきなさい」

「いい感じがすることは正解です」

など、表現は違えど自分がそれとなく感じた「直感」に従うことの大切さが書かれている。それは漠然とした感覚であるがゆえに、すぐに見逃されがちである。

しかしその感覚をキャッチして従った場合。「だからそう感じたのね」と納得できる結果がやって来るのは本当に不思議である。

イヤな感じ=やる必要がないこと、して後悔すること

仕事でも人間関係でも、何となく気が乗らないこと、イヤな感じがすることを追っていくと、たいていが不愉快な経験というか、悪い結果につながる。

例)

・「この人はなんとなく嫌だ」と思ったけど仕事だからと仲良くする→トラブルに巻き込まれる

・仕事を紹介されたときにイヤな感じがしたが、「せっかくだから」と引き受ける→金にならない+ストレスマッハで引き受けたのを後悔する

こんな感じで、実際の結果としてはともかくろくな事にならない確率が高い。

結果は最初から分かっている!

逆に、正しい方向、良いことというのは、やる前から、何となくいい感じがする

「これをやってみようか、どうしようか」と考えたとき、何となくいい感じがする。それはワクワクだったり、ほんのりした気持ちだったり、ともかく、それを考えるといい感じがする。

でも、ダメなこと、やる必要がないことは、何となくお腹のあたりがざわついたり、いい感じがしない。それでいろんな理由、理屈をつけてやってみると、案の定「やめときゃよかった」と後悔する。

なので、筆者は30代を超えてから、「いい感じ」がすることを判断基準に、やるかやらないか、進むか引くかを決めることにした。

それでもときに、「いやな感じ」がすることをしてしまって失敗してしまうこともあるのだが。

「何となく」を人生の進路にすると

何かを決める必要があるとき、どれをどういう基準で選ばいいか、正しい判断基準を持つことができたら、多分人生はもっとハッピー、上手くいくと思う。

人生で悩むのは、判断ミス、選択ミスによる失敗→後悔が多くて、逆に、正しい方向、進むべき方向へ向かっていけば、途中にどんなことがあろうと、結果オーライで、だいたいは上手くいく。

ではどうやってその判断基準を持つかというと、そこで役に立つのが直感、「いい感じ」という指針だ。

例えば2つ選択肢があるとする。

AとB、それぞれを選ぶことを想像して、どんな感じがするかを感じてみる。Aが何となくいい感じがしたらそっちへGo。Bが悪い感じがしたらBはやめとけのサイン。こんなふうにして、直感を選択の基準にする。

つまり、「いい感じ」を人生の道標にして、人生を進んでいく。そうすることで、しかるべき人生、進むべき道へ、自然と進めるような感じだ。

やっぱり、選択をするときに大切なのは、理屈よりも感覚だと思う。

「何となく」を無視しない

「いい感じ」がすることはそれなりの理由があって、「悪い感じ」がすることにもそれなりの理由がある。

人にはそれぞれ危機察知というか、自分に向いていないこと、害があることを嗅ぎ分ける本能のようなものがあるのだと思う。

それが、「何となくイヤ」とか、そういうサインで現れてくる。それを無視してしまうと、トラブルがやってきて、いろいろ痛い目にあってしまう。

普段、頭で物事を判断するクセがついていると、どうしても理屈で物事を考えてしまいがちだ。

理屈は確かに合理的で正しい判断が可能になるかもしれないが、印象、直感、フィーリング、そういった感覚的なものは、頭で判断する以上にバカにできない正確性がある。

人生は選択の連続で、何かと迷うことが多い。選択を迫られたとき、頭で考えるのも一つだけれでも、自分の気持ち、感覚を確かめてみることも大切だと思う。

AかBか、すべきかしないべきか、選択をするときは、まずそれぞれががどんな感じがするかをまず感じてみる。それによって後悔のない選択ができるかもしれない。

自分は自分にとって最善の答えを知っているのだから。

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