できることとできないことを見極める。それは自分の人生を救う重要な判断

やった!

近頃はつくづく思うことがある。それは、自分のできることとできないことを見極める必要性である。

物事には、特に意識しなくてもかんたんにでき、かつ時間もかからずできることがある一方、どんなに注意して取り組んでもミスしてしまったり、人よりも時間がかかってしまうことがある。

それを得手不得手と言うが、自分の得手不得手を冷静に見極めることはある意味、自分の人生を救う重要な判断だと思う。

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自分の得手不得手を冷静に認識する意味

特に自分の得手不得手をもとに選択することの中で最も重要なのが仕事だろう。

自分に向いていないこと。人よりうまくできないことを仕事に選べば、終身雇用が崩壊したリストラ上等のこの世の中で、最終的にはその仕事を失うリスクが高い。

昔々の日本なら、不得手な仕事を選んでしまっても、窓際に甘んじ定年退職を迎えることができたかもしれないが、「こいつは使えない」と認定されてしまうと、今後はますます居場所を失うのは難しくない時代になっていく。

この意味で、自分の得手不得手に対する現実的な感覚を鋭く持つことは、いわば自分の人生を守るための重要な感覚になるだろう。

できないことをできるようにすることはできる。ただし

できないことをできるようにする努力は確かに尊い。それは成長と言えるし、可能なら、できないことも嫌いなことも努力して、変えていくことはしたい。

とはいえ現実として、人生は有限である。つまり、努力できる時間も限られている。さらに、できないことをできるようにしたとしても、残酷なことに、それが最初からできる人、得意な人には、どうあがいても勝つことができない。

この事実を冷静に見極めた上で、努力するなら自分のどこを捨ててどこを伸ばすのか?取捨選択が必要になるだろう。

どんな人にも磨ければ光るところが必ずある。「一点突破」で良い点だけを徹底的に伸ばすことができれば、それが自分の人生の道を切り開くつるはしとなるだろう。

最後に

人よりかんたんにできる。そして短時間でできる、さらに人から評価されることがあれば最高だ。それがあなたの強みだ。

そして、人より人より何倍も苦労するのに時間もかかってしまう。さらに人から評価されない。これは最悪で、それを仕事に選ぶのはやめたほうがいいだろう。

できることは頑張るけど、できないことはいっそ完全にあきらめてしまう。それは決してネガティブなことではなく、むしろ自分の人生を守るために必要な判断である。

人生は「選択」によって、決まるのだから。