人生を変えたいなら今すぐ時間の使い方を変えればいい

ときをつかむ

この世界において、金持ちもそうでない人も、幸せな人も不幸な人も唯一平等なもの。それが「時間」である。

どんな人でも1日は24時間が与えられている。

結局のところ、人生の大差となるのは時間の使い方である。時間をムダにし続ければ、一生のうちに成し遂げることができない何かを成し遂げるチャンスを失う。

逆に、時間が限られていることを意識し、どんな小さなことでも意味があることを続ければ。しかるべきとき、しかるべきタイミングで、それは大きく花開き、人生を豊かに、素晴らしいものに変えていく。

この意味で、人生は与えられた時間をどのように使うかによって決まると言っていい。それは生まれつき与えられた能力や才能以上に重要なものである。

つまり、時間をムダにする者は人生もムダにするのである。

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これが人生の複利効果!

時間は積み重なっていく。

良いことに時間を使えばそれは徐々に積み重なっていく。積み重ねた良いことが、良い結果につながっていく。一方で、悪いことに時間を使えば、積み重ねた悪いことが、悪い結果につながっていく。

例えば想像してみてほしい。

あなたが上昇の意欲を持ち1日30分コツコツ本を読み続けた結果人生がどうなるか?一方であなたが人生を諦観し1日60分ネットでダラダラ時間を潰し続ける人生がどうなるか?

もしかしたら1年やそこらでは、それは大きな違いとして実感することはないかもしれない。しかし、10年20年となると、話は完全に別である。

どんな小さなことでも、良いことに時間を使えば、それが時間とともに、やがて人生の実りとして実感できるレベルになっていく。

一方で、悪いことに時間を使っていれば、その負はどうにもならないレベルであなたの人生を引っ張ることになるだろう。

大きなことを始めるな

人生を変えるために、あなたは今すぐ大きな何かをする必要はない。むしろ、変革は「小さなこと」から始めることが大切である。

それは何か?1日30分でもいい。時間の使い方を変えるのである。それも、あなたの未来に良い影響を与えることに時間を使うのである。

それはほんとうに微差である。しかし、それを続けることによって着実に、あなたは時間を味方にすることができる。なぜならあなたが繰り返したことは習慣になる。そして、良い習慣は良い人生を約束するのである。

だから人生をより良く変えたいと思ったときは大枚をはたいて自己投資するのも一つだが、お金をかけず今すぐ始めることを始めることが大切である。

それは時間の使い方である。

まず「しないこと」を決める

あなたは今、本当にあなたのこれからにとって意味があることに時間を使っているだろうか?日常の雑事やしなくてもいいことによって時間を失い、あなたの未来にとって大切なことに時間を使う余裕を失ってはいないだろうか?

そこでおすすめしたいのは、まず何かをするのではなく、「これはしない」ということを決めるのである。

今、あなたが日々何気なく時間を潰しているその行動は、本当にあなたにとって大切なことだろうか?

目的のないネットサーフィン。SNS。観る必要のないTV番組の視聴。何気にしているその行為が、あなたの人生の可能性を潰す原因になっているかもしれないのである。

そこで大切なのはこれからすることを決めることではない。これからしないことを先に、決めるのである。そこから新しい時間を生み出すことができる。「やること」を決めるのはそれからで十分である。

時間は限られている!

人生は積み重ね。一日という時間の、積み重ねである。

アップル創業者スティーブ・ジョブズはスタンフォード大学でのスピーチで「あなたの時間は限られている。自分の限られた時間を浪費してはいけない」と語った。

あなたが自分の人生をより良くしたいと思うなら、この言葉は常に自分に言い聞かせたい重要な言葉である。

今、私たちは生きている。しかし、その時間は「限られている」ことを忘れてはいけない。それなら、せっかくの話である。可能な限り、自分のためになるように時間を使おうではないか。

そして、「自分のためになるように時間を使う」からこそ、使った時間がいつか、良い人生へとつながっていくのである。それは日々の小さなことから始まる。そう、ほんとうに小さなことから。