基本的に「人生の9割は運」という考え方は間違ってはいない。
人生で幸せ満足なハッピーライフを送るために、自分を磨くことも欠かせない。地道な努力は必要だ。しかし、運がなければ「画竜点睛を欠く」という言葉どおり、最後の最後で全てがかみ合わなくなってしまう。
この意味で確かに「人生の9割は運」と考えることは自然である。実際、運に恵まれるか運に恵まれないか、その差は究極的に大きい。
運を恵まれるための方法はいろいろあるが、ここでは、日頃の運を大切にするためのゲン担ぎの重要性について述べたい。
なぜゲンを担ぐ必要があるのか?
運は流れでやってくる。
だからこそ、良いときには良いことが続くし、悪いときには悪いことが続く。そこで、運の流れを意識的に変えていくために役立つのがゲン担ぎである。
早い話、自分なりのゲン担ぎを持っておくことで、運が悪いとき、その流れを意識的にストップすることができる。
だから「最近ツイてないな・・・」と感じたときはゲンを担ぐことで、マイナスの流れの影響を、最小限に抑えることができる。
運を否定すれば運に見捨てられる
人生できれば、何もかも自分の努力で最善の結果を手にしたい。ところが、どう考えても、最善の結果を得るためには、努力だけではどうにもならない壁があることを実感する。
そして、結果を出すためには努力だけでは不十分であることを実感する。それは、結果を出している人を見れば十分すぎるほど理解できる。努力や能力で全てを手に入れられるなら世の中は本当に分かりやすい。
しかし「現実」という結果から物事を見れば事実は異なるようだ。
なぜこんな能力も才能もないのに成功している人がいるのか?なぜ才能や能力があるのに不遇な人生を送っているのか?本人の実力や努力以外の何かがそれらに干渉しているのは紛れもない事実である。
確かに努力や才能は人生で不幸にならないための前提条件と言える。だがそれら以上に運はモノを言う。だからこそ、いかに運について関心を持つか?こうした試みは案外、人生の明暗を分ける。
最後に
せっかくこの人生があるのなら、良いことが起こることを期待したい。幸せを願いたい。ではそこに重要なものは何なのか?自分自身の絶え間ない努力だけで、この世界で良いことを起こせるのか?幸せを実現できるのか?
それらに対して疑問を抱き始めたとき、幸運は訪れ始める。運を否定せず、その存在を認め始めたとき運は、その姿を現し始める。そこでどうしたら運の後押しを得られるのか?自分なりのゲン担ぎの方法はあるに越したことはない。
当然ながら「運さえあれば人生はOK」という話をしたいのではない。だが、運は厳然と存在し、私たちの人生に影響を与えている。その事実を認めることが、大切だと思うのである。