人はそれぞれ大小にかかわらず、悩みを抱えて生きているのでしょう。
ほんの少しのやさしさをみんなが持てば、つらいことも乗り切っていけるのではないでしょうか。絶望の淵にあっても光を見出だせれば、生きていく糧になるのではないでしょうか。
三輪康子
苦しいときや辛いとき、それを乗り越えるために必要なのはほんの小さな希望である。
「今の苦しみは一時的なもの。これからきっと良くなるはず!」
そんな希望を持つことができれば、今がどれだけ苦しかったとしても、辛かったとしても、何とか我慢して苦境を乗り越えていくことができる。
しかし、待てども待てども夜が開けない。ずっと人生において長い夜が続いているときは本当に辛い。
なぜなら、あとどれくらい耐えればいいのか、それが見えないからだ。
だからこそ絶望で心が折れないためには、どんな小さな光でもいい。耐え抜くためには希望が必要なのだ。
もしあなたが今、人生で長い夜を迎えているのなら、「明けない夜が来ることはない」ということを思い出して欲しい。
実際、どれだけ夜が長くても、どんなに最悪の日々が続いても、それはいつか絶対終わる。
だから日々ほんの小さなことでいい。「良くなる」兆しを見つけていこう。小さな光を見つけよう。
それがあなたの生きる希望になるのだから。
出典
『日本一のクレーマー地帯で働く日本一の支配人』