人生が変わるターニングポイントの気づき方

道の真中で

人生はささいなことで、大きく振れる。しかしその渦中にあるときにはそれがわからない。何年も経って振り返ったときに初めて、あのときがターニングポイントだったのかと気付くものだ。

遠藤宏志

人生には右か左か。どちらに進むかによって、大きく人生が変わってしまう瞬間がやって来る。

それは、日常のほんのささいな出来事の一つであり、意識してそれに気づかない限り、それが運命の分かれ道になっていたことに、気づくことはない。

この意味で、もしあなたが最高の人生を生きたいと願うなら。日々のほんの些細な出来事でも、あなた自身が常に何かを選択していることを、忘れてはいけない。

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人生のターニングポイント

プライベート。仕事。人生のあらゆる面で、「選択」する場面はやって来る。

友人からの誘いに乗らないか乗るか。本屋に行くか行かないか。今日1日を何をして過ごすか。どこに行って何をするか。

本当に日々の何気ない行動が、実はその後の運命を創っていくことに気づくか気づかないか。その違いは果てしなく大きい。

例えばあなたが今、人生で何らかの悩みを抱えていて、その悩みを解決し、もっと幸せな自分になりたいと願っているとする。

するとふとした瞬間、「◯◯してみようかな?」とひらめくときがある。このひらめきを「めんどくさい」と無視してしまうか。それとも実際に行動してみるか。

これこそがまさに、運命の分かれ道である。

私の運命が変わった瞬間

例えば私が20代の頃、仕事がうまくいかず将来に強い不安を感じていたときのこと。

ふとなんとなく、「本屋に行って見ようか」と思い、近所にあるTS◯TAYAに足を運んだ。それで、店内を意味もなくプラプラと歩いていたら、あるコーナーで声をかけられたような気がした。

それで、なんとなく目についた本を手に取り、それを読んだ。すると、なぜだか分からないが、「その本を買って読むべきだ」という強い感じがした。

本をレジに持っていき購入。家でじっくり読んでみた。この小さな行動こそがまさに、私の人生を、180度変えてしまった。

このように、人生では普段の何気ない行動によって、5年後10年後。その後の運命が、ガラリと変わってしまうターニングポイントがある。

それは本当に小さな、日常の出来事である。だから、結婚やリストラといったような、目に見える変化を短期的に実感することはない。

しかし、それは着実に未来の自分の運命に、影響を与えていく。

まずは「選択」を自覚する

ではどうすれば、人生のターニングポイントに気づき、良い流れに乗っかって、運命を向上させていくことができるのか?

それはもう、シンプルにこれが一番だろう。すなわち、日々「こうしよう」と思ったことをやってみる。それだけである。

あなたが誰から何かに誘われたとき。「いい感じ」や「ワクワクする自分」に気がついたら、その誘いに乗ってみる。ふと何気なく意識が向いたことをやってみる。

早い話、「◯◯しよう」と頭の中で浮かんだことは、まずやってみる。この、フットワークの軽さがポイントである。

それはヒントである。

今後5年10年。人生進む方向へ進んでいくための、ヒントである。それをやるかやらないか。そうした小さな違いこそ、まさに人生右へ進むか左へ進むか。

運命を変える、ターニングポイントとなるのである。

正しい選択をする考え方

このように、日常のほんの小さな行動こそがまさに、人生を変えていくターニングポイントになる。

ただし注意したいのは、「なんでもかんでも行動すればいい」という話ではない、ということである。行動には本当にするべきことと、行動すべきでないことがある。

先に述べたとおり、「いい感じ」がすることや、「ワクワクすること」は、気軽に行動を起こす価値がある。

しかし、あなたがそれをしようとするときに、「しなければいけない」と義務感を感じたり、やってみようと思ったら「だるくて嫌な感じ」がすることは、やる必要がない。

なぜなら、それはあなたが最高の人生を生きていくにあたって、する必要がないことだからである。

ネガティブな気持ちからやることは、ネガティブな結果を招くだけである。だから、我慢とか根性とか、時代錯誤な精神論で、自分を追い詰める必要はない。

うまくいくことは、楽しく、そして無理なく、うまくいくからである。

最後に

最高の人生を生きるために大切なのは、自分の選択に自覚を持つことである。

日々の本当に何気ない行動にこそ、運命の分かれ道が隠れている。そのことに気づいたら、人生すべてが変わっていく。

誰と会って何をするか。どこへ行って何を経験するか。日々の本当にあらゆる行動すべてが、自分の運命を創っていくことに気づくことができる。

その選択こそまさに、人生が変わるターニングポイントとなる。問題は、それを自覚しているかしていないか。それだけの話である。

あなたはどんな未来を、選択するだろうか?

出典

『夏の騎士』(2019年、新潮社)

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