人生で起こることは、その人が体験しようと計画してきた通りのことなのです。一番いいこと、一番必要なことが起こっているのです。
山川紘矢
人生で起こることは全て、自分にとって必要なこと。必要だから起こったこと。
こういう視点で人生を振り返ってみると、「なるほど、確かにそうなのかもしれない」と納得いくことがたくさん見つかる。
それが起こったときは、なぜこんなことが自分の人生に起こったのか、その理由に納得できず、
「俺はついてない」
「もう人生、ダメなのかもしれない・・・」
と落ち込んだものだ。
理由は分かるときに分かる!
でも、時が経ち、改めてその出来事を振り返ってみると、
「あの出来事があったからこそ、今の自分の人生はこうなっているんだな」
という、確固たる理由があることに気がつく。
だから、人生で起こることには、それが自分にとって都合の悪いことだったとしても、必ず何らかの意図、理由がある。
この意味で、人生無駄なことは何一つない。これは決して誇張ではなく、人生の厳然たる事実である。
すべては良くなるために起こる
人生何一つ無駄はない。
そう考えると人生はもしかしたら、そうあるべき、しかるべき方向へ導かれているのかもしれない。
それが運命というやつなのかもしれないが、何にせよ、人生で起こることにはしかるべき、それ相応の理由がある。
だから何か悪いことが起こったとしても、困ったことは起こらない。必要以上、気にする必要がないのだ。
今人生で起こること
悪いことが起こっても大丈夫。
その出来事によって、新しい方向へ人生が導かれていく。人生万事塞翁が馬の如く、悪い出来事は必ずしも悪いわけではない。
5年10年、人生を長いスパンで見てみると、悪いことが起こった理由が納得できる。本当に人生は懐が広く、不思議なものだ。
つまり今人生で起こることは今一番必要なこと。それが起こるには起こるだけの理由があるのである。
出典
『すべては良きことのために』