結局、人生なんて何が幸せや不幸につながるかは分かりません。だから、起こった出来事を安易に後悔する必要はないのです。
嶋田将也
人生で「なんでこんな目に遭うんだろう」と悩むことが起こったときはこう考えるといい。
「悩むことはない。ここから幸福がやって来るかもしれない」
そして、人生で「もう幸せ過ぎて最高。このままの状態が続いて欲しい」と思ったときこそこう考えるといい。
「喜んではいけない。この幸せが災いを呼ぶかもしれない」
人生、「禍福は糾える縄の如し」という言葉は真実である。幸福のなかに不幸があり、不幸のなかに幸福がある。
だから今幸福が続いていたとしても決して安心はできないし、今不幸が続いていたとしても、人生に絶望する必要はない。
この意味で、最終的に人生は何が起こったとしても、決して慌てる必要はない。そして、決して後悔する必要はないのだ。
人生は長い目で考えよう。どのみち先は長いのだから。
出典
『世界一受けたい心理学×哲学の授業』