【単刀】誰かの「カモ」になる簡単な方法【直入】

道化

考える力のない人は、いつの時代も自分より賢い人に搾取されるのです。

昼堂登紀雄(『貧乏人が激怒する新しいお金の常識』より)

ある自己啓発本を読んだら、このようなことが書いてあった。

「成功する人はセミナーに行く」

「お金持ちになる人は、成功した人の教えを素直に聞く」

「メンターを見つけて指導してもらう」

その本の最後には、著者のセミナー参加の宣伝が書かれていた。それは、とても高額な料金のセミナーだ。

自分の頭で考えない代償は大きい

「成功したいと願う素直な人」は、たかぶる気持ちでこの著者の高額セミナーに参加するかもしれない。

が、それで成功できる人、お金持ちになれる人がいるとすれば、確率的にどのくらいだろうか?

セミナーで本当に儲かる人は誰なのか。その仕組みはどうなっているのか。成功への期待を抱く参加者のことを仕掛け人はどのように思っているのか。

こういったことを、自分の頭で考えることが大切だ。

もちろん、人の話を聞くこと、信じること、アドバイスを受けること、それらはきっと大切なことである。素直さが成功の要因になることもあるだろう。

ただし、どんなときも自分で考えることを放棄してはいけない

カモになる人=人のいいなりになる人

人の言うことを鵜呑みにする人。洗練された表表紙の裏に隠された意図に気づかない人。自分の頭で考えることを放棄する人。

彼はいつの時代でも、誰かのカモになる運命だ。

人に促されるまま行動を起こし、お金を落とし、人に貢ぐ。そして本人も自分がカモになっていることすら気づかない。

カモを上手に集めた人は成功していくが、カモはいつまでもカモのまま。自分の頭で考えない代償は、こんなにも大きい。

つまりカモになりたければ、自分で何も考えず、人のいいなりになればいい。ただし、その結果は自己責任、という話である。

最後に

素直さは人生で成功するための一つの要因である。

自分のダメさ。足りないところを考えて、素直に学び、教えを請う。そんな素直さがあるからこそ、新しい次元へ到達し、人生を目に見える形で変えていくことができる。

ただしその素直さは「自分の頭で考える」という前提あってこそのことである。

何でもかんでも素直さを発揮していれば、言いなりの信者を探して儲けたい誰かのカモになるだけである。だから「儲」という文字は、信じる者と書く。

素直になるのは大切なことだが、くれぐれも、自分の頭で物事を判断することだけは、忘れないことである。

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