偶然が運命を決める?偶然を追っていけばこんなチャンスが待っている

オフィスレディ

キャリア心理学の考え方に、プランドハップンスタンスセオリー(計画された偶発性理論)という考え方がある。

これは、スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授が提唱したキャリア論で、「キャリアの8割は予期せぬ偶然の要素や出会いによって決まっていく」という考え方だ。

この考え方を初めて知ったときは衝撃を覚えた。

仕事のキャリアは偶然によって決まる。日々の何気ない偶然的な出来事によって、しかるべきキャリアへと導かれていく。

思ってみれば、筆者のキャリア、人生もまさにそうだったからである。

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偶然の出来事で人生が変わる

もともと筆者は教師になろうと思って大学へ入学、教師の資格を取った。

教育実習は最高に楽しかったが、実際に臨時教員として教壇に立ってみると「これでいいのか・・・」という迷いや悩みが尽きなかった。

それで自分の未来に不安を感じ悩んでいたところ、偶然ある本に出会った。それによって、今の仕事を知ることになった。

紆余曲折もあったが、収入も教師時代から大きく伸び、おまけに自分が漠然と「こんな暮らしがしたい」と思っていたライフスタイルを実現できた。

思えば、筆者の今の暮らしは、完全に偶然のきっかけによって実現したのは紛れもない事実だ。

偶然読んだ本、偶然会った人の話。それを追っていった結果、人生が変わった。それは完全に満足行くものではないけれど、20代の暗黒時代よりは、はるかにマシなものになった。

きっかけは完全に偶然だった。それだけは確かだと思う。

人生は予想以上に偶然に影響されている

プランドハップンスタンスセオリーはキャリア理論としての考え方だが、計画された偶然によって決まるのはキャリアだけではなく、人生そのものに影響が及んでいく。

住む場所、ライフスタイル、仕事、人間関係、いろんなところに影響があって、

・なぜここに住むことになったのか?

・なぜ今のライフスタイルを送っているのか?

・なぜ今この仕事をしているのか?

・なぜこの人達と知り合うことになったのか?

・なぜこのような暮らしをしているのか?

このようなことを考えると、そこは、自分の意志だけでなく、限りなく偶然的な要素があることが分かる。

偶然のこと、たまたまによって人生が変わっていく。大切なことは、偶然の出来事をバカにせず、その偶然を追っていくことなのかもしれない。

偶然をチャンスにつなげるためには

クランボルツ教授によると、偶然をチャンスにつなげる、次の5つのことを意識することが大切だという。

1・好奇心。興味を持っていろんなことを模索する。

2・持続性。失敗に屈しない。

3・楽観性。何とかなるさ、明るい希望を持つ。

4・柔軟性。物事を決めすぎない。

5・リスクテイキング。上手くいくか分からなくてもやってみる。

目標は決めすぎず、常に柔軟性を持つ。

「絶対こうだ!」と決めつけず、「これもありかも」という、幅広い視点を持つ。それによって人生が思わぬ方向へ進み、よりよい未来へと進んでいく

この考え方を知っておくと、目標に囚われることなく、無意識のうちに、望ましい未来を手にすることができるかもしれない。

プランドハップンスタンスセオリーについては、原書の『その幸運は偶然ではないんです!』より、『偶然をチャンスに変える生き方』の方が分かりやすい。

偶然の力のスゴさ、大切さが分かる本なので、興味がある方は読んでみるといいかもしれない。