行動には反対や抵抗が伴う。そしてそれが試しているのは

女性

ともかく素晴らしいものは、他人からねたみを買い、美しいものは汚され、伸びる力には抵抗が加わるものだ。

本田宗一郎

この世界におけるシンプルなルール。その一つが「作用と反作用」である。

その本質はとてもわかりやすい。すなわち「何かをすれば何かしら反応が伴う」というのがそれである。

「私は最高の現実を実現したいです」と自己変革の行動を起こせば、それを応援してくれる人もいれば、「あなたは意識高いですね」と冷や水を浴びせる人もいる。

とくにそれをすることが人生における重要事項であればあるほど。それをすることが自分にとって価値が高ければ高いことほど。どちらかといえば、ネガティブな反応が起こることは知っておいて損はない。

はじめに

人生でほんとうにしたいことをしようとするとき。それを得ることが人生において素晴らしい結果を招くとき。不思議なことに人生は、そこに至る道に門番を配置して、「あなたはほんとうにそれをしたいのですか?その覚悟がありますか?」と試してくる。

もちろん、「門番」という言葉は比喩である。つまるところそれは障害や悩み、困難という事象を通して私たちの決意や覚悟を試している。

だからこそ、人生において本当に実現する価値が高い事柄に挑戦するとき。理想の人生を目指すとき。必ずその過程には、あなたの道を塞ごうとする人や、「だめかもしれない・・・」とあきらめを誘うような出来事が起こる。

それだけでなく、第三者より心をへし折られるような批判を受けたり、身近な人から逆風が吹く。これらの現象はまさに、定番と言ってもいい。

「やる!」と決めて進んだときに起こること

ところが、である。

そうした現象に心を惑わされず、「私はそれをやることを選びました」と腹を決め自分のペースで前へ前へと進み続けていくことによって。それらの現象はいつの間にか消えていく。まだあったとしても気にならなくなる。そして現実は新しいステージへと向かう。

ここで重要なのは、批判や反対、障害や問題といった「外側の現象」はそれら自身が問題なのではなく、それらはあくまで、自分自身を試すテストであるということを知っておくことである。

それらは「あなたはほんとうに、それをしたいのですか?」とつねに試している。ここで心がぐらつくようなら道は再び、振り出しに戻る。だが、「私はやります」と覚悟を決めて前へ進み続けるなら、テストに無事合格し、次のステージへと進むことができる。

必ず忠告は聞いておく。その上で

「現状を変えたい!」と新しい第一歩を踏み出したとたん、人から批判されたり、周囲の人、それも身近な人の反対によって頓挫してしまうケースは、しばしば起こるどころか、必ずと言って良いほどよく起こる典型的なパターンである。

人の声に耳を貸すことは重要である。あなたの人生において大切な人、身近な人が「それはちょっと、考えたほうがいいんじゃない?」と話してきたとき、それらを無視するのではなく、批判に耳を傾け自分がしようとしていることを再検証することは重要である。

それらをしたにも関わらず、なおそれをしようとしたときに心が自然とワクワクしたとき。「それでも、私はそれを始めます」という心の声が聞こえたとき。自分を信じることが、最善の道へと通じている可能性が高い。

最後に

批判されたからといって、反対されたからといって、すぐに「わかりました、やめます」となってしまったら現実はそのままである。そもそも、批判されることや反対されることイコールそれがダメではない。

誰かの言うとおりに動き、自ら何かを選択しないうちは誰からも冷や水を浴びせかけられることは避けられる。が、その生き方の行き着く先は後悔だけが残る人生である。

だからこそそれが自分の人生でやるべきことならばやる。断固たる決意でやる。道はその先に、開かれる。何かを得ようとするなばら自分の決意決断を信じる。「批判」や「反対」を乗り越えたさきにこそ、それは待っているのだから。

出典

『得手に帆あげて』