結果が出なくても自分の可能性を信じ続けられることが才能。
千田琢哉
頑張れば報われる。
世の中、努力する人が全て報われれば、どれほど素晴らしいだろうか。やることが上手くいくなら、どんどん頑張ろうという気になるものだ。
しかし、ここに1つ残酷な事実がある。「努力は成果を保証しない」という事実だ。
努力は必要条件、その上で
努力は成功のために必要な必要条件だが、十分条件ではない。結果を出すためには行動する必要がある。
ただ座って待っていて、奇跡がおこることはまずない。だからこそ大切なのは、結果が上手くいかなくても、まず動くこと。今までのやり方を変えて、行動し続けることだ。
その根本には、「今は結果を出せてないが自分には出来る」「これからきっと、どんどん良くなる」という自分への全幅の信頼が必要だ。
その信念があるからこそ、長い下積み時代や、上手くいかないときを乗り越える大きな力になる。
自分を本当の意味で信じるとはこういうこと
何かを得ようとすれば、行動が必要だ。同時に、努力が結果にならず上手くいかないときでさえ、それにくじけず気にしない鈍感力が必要だ。
その上で、
「大丈夫、上手くいく。自分にはできる」
この信念を持ち続けられる人は、いつかやがて、そのとおりの現実がやってくるだろう。
最後に
努力は結果を裏切らない。自分ならできる。最後には上手くいくことを、心から信じている限り。努力は結果を裏切らない。
今結果が出ているかどうか。そんなことは関係ない。人生のこの先で、結果を出せてる自分自身を信じられること。本当に大切なのは、ただその一点なのである。
出典
『将来の希望ゼロでもチカラがみなぎってくる63の気づき』