自分が現実だと思うものが現実だ。
ロバート・キヨサキ
ある1つの出来事があるとする。
Aさんはそれを不運と捉え、Bさんはそれを幸運と捉える。人の感じ方、物事の捉え方は千差万別だ。
なぜ?それは、人はそれぞれ、自分というフィルターを通して世界と向き合っているからだ。
人生が「自分次第」である意味
自分の考え方、感じ方、価値観、思想、これらがフィルターの正体だ。フィルターを通したものがその人の現実であり、真実になる。
「私は○○ができない」
とあなたは考えるとする。それがあなたの考える現実なら、そのような結果になるだろう。
だが、もしここで
「私は○○ができる」
と考えたら、それを可能にする手段が見えてくる。そして実際問題、「○○できる」ようになる。ここに人生の面白さがある。
こうして人生は考えた通りになる!
自分が「ムリ」と思っているうちは、それは真実であり続ける。だから実現の手段は見えてこない。
しかし、自分には「できる」と信じて実現の可能性を信じていれば、実現の手段が見えてくる。これは本当に不思議なことだ。
もちろん、今すぐ「ムリ」が「できる」ようになるわけではない。それにはケース・バイ・ケース。「できる」ようになるまでに時間がかかる。
このさい、自分をあきらめず「できる」と信じ続けていれば。まさしく、この世界は「自分が現実だと思うことが現実になる」のである。
最後に
「人生が自分次第」というのはこの世で確かな真実である。
なぜなら人生の大部分は結局長い目で見ると、自分が考えた通りに進んでいくからである。
自分に不都合な不幸な人生ばかりを描き続けていれば、実際に人生はそうなってしまう。しかし、自分に都合の良い最高の人生を常に描き続けていれば。
1年や3年でその違いは分からない。しかし10年後20年後30年後。まさに、その意味を実感することができるだろう。
出典
『金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法』