どんな手段を使ってでも勝つ。それが私のイズムだ。
細川充
人生とは自分自身の物語だ。
一度限りのその物語を後悔しないよう、最高のものとするために絶対的に必要なものが一つだけある。それがイズム、すなわち信念だ。信念とはいわば、自分が道を間違えないための指標である。
イズムを持つことによって私たちは、物事の成否を測ることができる。つまり、自分の行動が正しいのか、それとも間違っているのかを、判断することができる。自分のイズムを持つことは、長い人生、とても大切なことである。
もしイズムがなければどうなるか?私たちは生き方に一貫性を持てないまま、右に振れ左に振れ、やがては誰かの言いなりになり、自分の生き方を見失う。そして最後には、自分自身を見失う。これではいけない。
だからこそ私たちはそれぞれの人生において、自分のイズムが必要だ。そう、絶対的にブレない、確固たるイズムが。それはすなわち、自らの人生において何を大切にすべきなのかを教えてくれる。それだけは何があっても、絶対に忘れてはいけないものである。
だからこそ改めて自分自身に問いたい。自分のイズムは何なのか、と。
出典
ドラマ版『ルーズヴェルトゲーム』