リスクとは、自分が何をやっているかよくわからない時に起こる。
ウォーレン・バフェット
人生で成功する絶対の法則はない。
何をやるにも、リスクはつきものだが、世の中には「これをやれば失敗する、この状態でいれば不幸になる」という法則がある。
それは、自分のしていることを理解せず、人の言いなりに、人の命令するがままに行動することだ。
自分のことは自分で決める
自分の人生は自分の物語だ。
その物語を他人任せにしている限り、それは自分の人生ではなく、人からやらされている、作らされている偽ものの物語になる。
致命的なのは、世の中には悪いやつがいて、そういうやつほど、人を命令し、コントロールするのが好きだ、ということだ。
だから、いつも誰かのいいなりになって、言われるとおりにしていると、必ず悪いやつが寄ってくる。
そういうやつは、人を自分の思い通りにするために、人をいとも簡単に利用する。
だから、人の言いなりになることは、とても危険で、リスクのあることなのだ。
大切なのは「何のために」という視点
しかし、自分の軸がブレない人は大丈夫だ。
自分が今何をしているか、何のためにそれをしているか、なぜそこに所属するのか、なぜ今いる人と関わっているかを「知っている」人は強い。
彼は自分の頭で考え、行動する。だからこそ、彼の人生は、オリジナルの素晴らしい物語となっていくのだ。
最後に
一体何のためにそれをやるのか?やったあとどんな結果が得られるのか?
人生で何かをするときはつねに、「意図」を持つ。そうすれば、「自分の人生はなんでこうなってしまったのだろう?」と後悔にさいなまれる日々から卒業できる。
なぜなら自分が何のためのそれをしているのか。目的さえ分かっていれば、人生で迷子になることはないからである。
ということで人生はつねに「意図」を持つ。「何のため?」を忘れないことである。
出典
『1分間バフェット お金の本質を解き明かす88の原則』