チャンスがいつ自分の元にやってくるかは分からない。
けれども、自分にチャンスが向いた時に自分の内側からどれだけのものが出せるのか、ということはとても大事だと思う。
どんな準備をすればいいのか。それは誰にも分からない。僕の場合は、趣味で続けてきたことが結果的に準備になっていた、というだけだ。
チャンスが来た時にそれを活かせるよう、どんなものでもいいから自分の内側に何かを積み上げておく意識を持った方がいいだろう。
長江貴士
人生の転機は面白いほど突然やって来る。そしてチャンスがやってきたとき、自分に実力がなければ、そのチャンスをモノにすることはできない。
大切なのは、転機がやって来たらすぐに動けるように、普段からしっかり準備をしておくことである。
そのためには、当たり前かもしれないが、普段から自分がすべきことを日々きちんとやっておくことである。
チャンスをつかむために起こしたい行動
今できることを着実にこなす。「ピン!」と来たことに積極に挑戦する。「行きたい」と思った場所に足を運ぶ。
そんな日々の行動が突然やって来るチャンスへの備えになる。
最終的には、人生の転機がやって来たとき、そのチャンスを見逃さず、モノにできた人が人生を変えることができる。
だから大切なのは常に今である。「その時」がやって来たとき、チャンスを絶対に見逃さないよう、準備しておこう。
目の前の現実は行動でしか変わらない
「ピン!」と来たらすぐ動く。心にひらめいたことはすぐに行動する。これがチャンスをつかむ第一歩。
実際に動けば現実が変わる。「人生は行動することでしか変わらない」というのは、行動によって実際の現実が変わるからである。
もし進んでいく道がハッキリと見えなかったとしても、わずか半歩先。それだけでも見えていれば十分だ。
行動を起こして半歩先へと、そっとそっと進んでいく。すると気がつけば、また新しい半歩が見えて、進んでいく方向の全貌が、明らかになっていく。
最後に
理想の人生を夢に描くことは大切だ。何かが起こることを期待して、希望に胸をワクワクさせることも素晴らしい。
ただそれだけで終わらずに、気になることはやってみる。頭に浮かんだアイディアは行動にうつしてみる。
これがまさに、チャンスをつかむということである。
してみようと思ったときにしてみようと思ったことを行動に移す。そんな小さな行動が、自分の人生を形作っていく。
つまり大切なのは今。今できることを着実にやることが大切なのである。
出典
『書店員X』