助けが欲しいときは素直にそう言えばいい。助けてくれる人が現れるから

Help!

自分の救済者は自分自身である。他の誰が救ってくれようか。

自分を正しく制御してはじめて、人は得難い救済者を手に入れるのだ。

ブッダ

人生で辛いときや大変なことがあるときはいつも、

「どうしてこんなことが起こったのだろう?誰か、助けて・・・」

という気持ちになる。

これは当然の話で、別に恥ずかしいことでもなんでもない。

苦しいとき。悲しいとき。誰かに支えてもらうことによって、私たちは立ち上がり、苦しみを乗り越えていくことができる。

この意味で、私たちはいつでもどこでも、誰かに助けを求めることができる。いやむしろ、助けてを求めてもいいのだ。

人は弱い。そして儚い。だからこそ助け合う必要がある。

ただ一つ忘れてはいけないのは、助けが必要なときはきちんと、「助けてほしい」と声を上げることだ。

あなたが声を上げなければ周りはそれに気がつくことができない。

「黙っていても、誰かが自分のことを気づいてくれるはずだ」

とか、そのような甘えを持っていてはいけない。

助けが必要なときは助けを求める。それをきちんと声に出して、誰にも分かる形で助けを求める。

誰かに助けを求めるときは、まさにこれが肝心だ。

じっと我慢していても状況が良くならない。もはや、自分ひとりではどうにもこうにもならない。

そういうときは素直に声をあげてもいい。みんながみんな、助けてくれるとは限らないけれど、世の中にはきっと、助けてくれる人がいる。

そう、世の中は、そんなに冷たいものでもないのだから。

出典

『100分de名著 ブッダ真理のことば』(NHK、2012年)