待つべきときに待つということ

夜明け前に時を待つ

釣れる時には、釣れる。来るべき時が訪れるまで耐え忍ぶこと。それが肝心じゃ。

預言者

物事にはタイミングがある。

良いタイミングで動けば物事は驚くほどスムーズに進む。しかし、悪いタイミングで動けば、笑ってしまうくらい何もかもがうまくいかない。

だから物事を成すために何よりも必要なものは忍耐である。

「その時」が来るのをじっと辛抱する。そして、動くタイミングが来るまでは、決して慌てず、ただ時を持つ。

必要な時間、必要なだけの我慢をしていればそのうち、心が動くべきタイミングを教えてくれる。

そして、「その時」が来たら一気呵成に行動する。これによって、今まで我慢してきたすべての忍耐力が報われる。

しかしもしタイミングを間違えてしまえば、すべてが台無しになってしまう。

だからこそ大切なのは、タイミングが来ないとき、忍耐して待つということは、自分の未来を信じることである。最善を信じることである。

この意味で、焦りはタイミングを見誤る大敵だ。

私たちはどうにも自分たちの思い通りのペースで物事を進めたがる傾向があるが、1にも2にもタイミング。

時が来れば自然とうまくいく。焦ってはいけない。

出典

『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』