人は自分で自分のキャパシティを限定してしまいがちです。
しかしその許容範囲のなかだけで生きていても成長できない。困難に真正面から立ち向かい、難題に取り組み、活路を見出す。そこにこそ自己成長があるのです。
困難にぶつかって自分のキャパシティに限界を感じたときこそが、成長できるチャンス。新しい発想と心構え、レベルの高いスキルと行動が求められる困難は、それを身につける絶好の機会だと考えることができます。
藤山邦子
痛みなくして成長なし。
痛い。苦しい。だから成長できるという事実は、私たちに大切なことを教えてくれる。
そう、実は、「もうこれ以上は無理」という限界は、もしかしたら本当の限界ではないかもしれない。
そこで踏ん張って、もう少しだけ耐えていれば、そこから何かが変わっていくかもしれない。それによって、今までの自分よりももっと素晴らしい自分になれるかもしれない。
なぜならそこに痛みがあるから。苦しみがあるから。大切なのはそこなのだ。
繰り返しになるが、痛みなくして成長なし。
「もう無理だ。これ以上はどうしようもない・・・」
そういうときこそ、実は人生が変わる最大のチャンス。自分が大きく変わる、最大のチャンス。あとほんの少しだけでもいい。頑張る価値がある。
だから自分では無理と考えていても、心が諦める気持ちにならなければ、あと少しでも頑張ってみたいと思う気持ちがあるならば、それは絶対にムダにならない。
「自分は変われる!」
と信じて、踏ん張ってみよう。
自分はいつでも、自分を裏切ることはないのだから。
出典
『ビジネスで大切なことはすべて小学校までに学んでいます』