人生は一度きり。
あなたという人間は、この世のどこにも存在しない。それはつまり、あなたという人生がこの世でたったひとつだけしか存在しない、唯一無二である証明である。
そして、あなたがどんな人間になりたいのか。どんな人生を送りたいのか。それはあなただけに決定権があることである。
そしてその決定権を行使するということがすなわち、あなたの人生を生きるということ。それはたった一度きりのものだ。
だからこそ、絶対に人生をムダにしてはいけない。
なぜ人は後悔するのか?
人が死ぬとき、「したこと」よりも「しなかったこと」を後悔するという。
本当はしたい仕事があったけどあきらめた。好きな人がいたけれど、声をかけることができなかった。やりたいことがあったけど、怖くてできなかった。
このような後悔が人生の終盤になって、雪崩のように押し寄せてくる。
そして人生落日のとき、「もう後がない」ことに気がつく。そのときはもはや、取り返しがつかない。人生をやり直すことはかなわない。
だからこそ、大切なのはいつも今。「これからどうするのか?」ということである。
あなたは今のままで将来後悔しないだろうか?あなたはあなたが進みたいと思ったとおりの道を進んでいるだろうか?進む先に見える道は、あなたが希望する未来だろうか?
まだ何もかも間に合ううちに、人生を自分の手に取り戻すのだ。
本当の道に進むために
たった一度きりの自分の人生、その重みと価値を知れば、何もかもムダにはできないことが確信できる。
あなたがしたいと思うこと。なりたいと思うあなたの姿。理想の働き方にライフスタイル。あなたが希望することは全て、あなたの人生において価値が高い大切なことである。
すなわち、あなたが「~したい」と思うことそのものが、あなたのこれからの道を示す道標である。
大切なのは道標を見つけたら、素直に、そして迷わずに、その道を進んでいくことである。
その道標は「ワクワク」する感情かもしれない。いずれにせよ大切なのは、あなたの「~したい!」「楽しい!」という気持ちを大切にすることである。
きっと、本当のあなたが何者であるのかを、教えてくれることだろう。
本当の成功とは
正直なところ、人生は最後の最後まで生き抜くことができれば、それはそれで一つの成功だ。
しかし、ただ生きていくことだけを目的にしてしまっては、完全に人生を自分のモノにしているとは言い難い。
大切なのはこの一度きりの人生を、心から経験し尽くすことである。
それはすなわち、あなたがあなたという、この世に二つとない人生を、徹底的に経験し尽くすことである。
だからあなたはなりたい自分を目指していい。したいことを自由にしていい。生きたいと思う道を進んでいけばいい。
それが最終的にはあなただけでなく、あなたと関わる人すべてに意味を与えることになる。
だからなりたい自分になることを、かんたんにあきらめてはいけない。人生では常に、最善を求めていいのだから。