最も強い者や賢い者が生き残るのではない。変化に対応できたものが生き残るのだ。
ダーウィン
当たり前かもしれないが、人生は変化の連続である。
どれだけ頑張っても絶対に「もう俺の人生は大丈夫だ」と安心できることはない。むしろ、「もう大丈夫」と安心した瞬間、人生の危機はやって来る。
つまり状況は常に変わっている。
ということは、今人生が最高に上手くいっていたとしても安心できない反面、今人生が最悪に上手くいっていなかったとしても、未来を悲観する必要はない。
人生がうまくいく可能性は常にある!
状況は常に変わっているということはすなわち、今までチャンスに恵まれていなかったとしても、これからチャンスがやって来る可能性があることを示している。
だから大切なのは状況は常に変化していることを自覚すること。そしてチャンスに対して敏感になることだ。
もし次にチャンスがやってきて、「時は今!」と思ったらもう、迷ってはいられない。
状況は常に変わっていく。チャンスがやって来たときに行動した者だけが、チャンスをつかむことができる。
そう、人生が上手くいくようになる可能性は、いつだってあるのだ。
もし今の現実が「期待はずれ」なら
そのために大切なのは、必要に応じて自分を変えていく、心の柔軟性である。
「自分は○○である」と自己規定することもそれはそれでいいかもしれないが、問題なのは人生がうまくいかなくなったとき。
今目の前の状況が変化していて、どうにもこうにも、自分が期待する現実を生きることができていないのなら。
それはもしかしたら、今の自分を変化さえ、新しい自分と出会うタイミングなのかもしれない。
なぜなら、自分を変えることによって、目の前の現実は、面白いくらい変わっていくからである。
最後に
私たちの祖先は、環境の変化に適応しながらこの世界を生き抜いてきた。そして環境の変化は今この瞬間にも起こっている。
今日が昨日と同じような日に思えたとしても、何かが確実に変わっている。
人生も同じである。今までと同じように生きてきて、今の目の前の現実は、自分が期待している現実ではない。
そのことに気づいたら、今の自分を変えていけばいい。結局、変化に適応できることが、人生を生き抜く強さなのだから。
出典
『急成長企業を襲う7つの罠』