不幸なときこそ意識したい人生を上向かせる心の持ち方

生きる喜びを表現

長い人生の中には、肉体的、精神的な苦しみというのは必ずあります。

が、ある程度、苦しみというのは人間にとって必要なんだと思う人と、何でオレばかり苦しんでいるのだろうと考える人とでは、これからの人生の見方が違ってくるでしょう。

ただ、苦しみの中に沈殿しすぎたらいけません。

耐える力のない奴が苦しみに沈殿しすぎると、その人間はめちゃくちゃになってしまうことがある。

ですから、苦しんでいるときは、必ず自信を取り戻すプラス面に目を向けることです。

遠藤周作

人生には歩く疫病神。

驚くほどその人生で不幸が続くようにみえる人がいる一方で、何をしても人生がうまくいくツイてる人。歩く福の神に見える人がいる。

普通に考えたら、人生悪いことが続くよりも良いことばかり起こって欲しい。ツイてる人生を生きたいと思うのが人情だ。

だからこそ自分の人生は幸運の連続で、嫌なことが起こらない、良いことばかりの人生を願う。

人生どこでどうなるかは誰にも分からない

ところが長い人生、良いことばかりの人生が本当に幸せなのか。それについては時間をかけて真剣に考える価値がある話である。

というのは、人生良いことが続き過ぎた結果、最後には不幸になり、失意のまま人生が終了する人がこの世にいるからである。

逆に、人生最悪続き。

不運の連続だったとしても、その不運に抗おうと苦闘を続け、最後の最後はめでたしめでたし。幸せな晩年を迎える人もいる。

だからこそ人生は面白い。最後の最後まで、どうなるかは、誰にも分からない。

「なぜ自分だけ」と思ったら

長い目で見ると、人生の幸不幸は平等である。

いくら幸せで、良いことばかりが起こっているように見えている人でも、その実、本当に幸せかどうかは、本人になってみないと分からない。

むしろ、表面的には幸せに見える人ほど、見えない部分では深い闇が隠されていることが少なくない。

つまり人の表面だけを見て、「あの人は幸せだ」とうらやむ必要はないのである。内実本当に幸せかどうかは、絶対に分からない。

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大切なのは自分の人生。

良いことが起ころうと、悪いことが続こうと、自分で自分の人生を見捨ててしまわないことである。

別に、失敗続きでもいいではないか。挫折続きでツイてない毎日でもいいではないか。むしろ、人生先に負が続いた方が未来に希望が持てる。

なぜって?

人生の幸不幸は平等である。先に不幸を経験しておけば、後からたくさんの幸福が待っているかもしれない。

大切なのは最後の最後。

実際、人生の若いうちに苦労を重ねた人は、晩年の人生がめでたしめでたし。「終わり良ければ全て良し」になるケースが多い。

逆に人生若いうちから成功続き。良いこと続きの人は、その晩年、不幸に終わるケースが多い。

このように、人生長い目で考えれば、今ツイてないこと。悪いことが続くのはある意味ツイてる証拠である。

ツイてないときは気持ち的に苦しくなるのは仕方ない。それでも人生は長い。今を耐え抜き生きてさえいれば。

必ず人生で幸せなときはやって来る。「生きていて良かった」と安心できる日々がやって来る。それだけは確かなのだ。

出典

『男感覚・女感覚の知り方』(青春文庫、1994年)

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