人生は山あり谷あり。
何もかも上手くいって、毎日幸せに暮らしていければそれが一番なのかもしれないが、現実はそう優しくない。
ある日突然、「なんでこんな現実がやって来るんだ!?」とひざを抱えてしまうような、逆風が吹き始める。それは本当に些細なことから始まる。
仕事道具のパソコンが壊れる。体調を崩して寝込んでしまう。
そんなことから始まって、仕事がうまくいかなくなってリストラされたり、大切な恋人と別れることになってしまったりと、逆風はだんだん激しくなっていく。
そして、人生とは本当に思い通りにいかないことを、嫌というほど実感させられる。
人生で経験することは全てプロセスだ
人生問題だらけ。そしてやることなすことがうまくいかない。トラブルが次から次へとやって来る。
こういうときは、「もう自分の人生はダメかもしれない・・・」と悲観的になってしまうのも仕方ない。
「大丈夫だよ!きっと良くなるよ!」とか、無理にポジティブになる必要はない。むしろ、あなたが感じている不安や危機感、焦りといったネガティブな感情をごまかさずに、正面から見つめた方が良い。
ただし、そのときでも絶対に忘れてはいけないのは、人生で起こることは全てプロセスである、ということだ。
最悪のときは必ず終わる
良いときも悪いときも、それは一過性のものであって、やがて全ては変わっていく。逆風が吹き荒れているときにこそ、このことを忘れないようにしたい。
そう、どんな最悪のときも、いつか必ず終わる。そして、逆風が吹き荒れる今だからこそ、学べることがある。気づけることがある。そしてそれこそが、人生で逆風を経験する必然的理由である。
だからもし今、あなたが人生の逆境に立ち向かっているそのときであるならば、こう考えることができる。今がもしかしたら、人生が劇的に変わる転換点になるかもしれない、と。
希望を持つとはこういうこと
人生にいろいろな真実はあるが、一つだけ言えることは、人生万事塞翁が馬。「これは最高だ!」と思っていたことが最悪の不幸の原因になることがある。
逆に、「もう自分の人生はおしまいだ・・・」というどん底が、実は「自分の人生は最高だ!」となるきっかけになることだって、ありえる。だから、今が最悪の状況だったとしても、希望は常に残されている。
今、あなたの目の前の景色は人生最悪の状況かもしれない。しかし、それは必ず終わる。そして、最悪を乗り越えたときはいつも、それ相応のご褒美を手に入れることができる。
だからこそ、どんなときも、何があっても、自分自身の人生をあきらめる必要はない。きっと最後にはうまくいく。それだけは、何があろうと信じたい。