「自分はOKではない」を変えるためには小さなことから始めればいい

笑顔の女性

「自分は自分で人は人」

頭ではそう考えようとしつつも、つねに自分を誰かと比べてしまう自分に気がつく。

もしあなたが自分を好きになれない。自分はOKだと感じられない。そんなタイプであるならば、この話はあなたの参考になるかもしれない。

はじめに

最初に大切なことから。

あなたがなぜ自分にOKを出せないのか?つねに誰かと比べて安心したり嫌な気持ちになったりするのか?その原因を追求することは、ひとまずやめておこう。

心理学の世界に「トラウマ」という言葉があるように、物事には必ず原因がある。あなたが自分を認められなかったり、好きになれない場合、そうなるだけの原因があることは確かだろう。

だが、一番大切なことは「私はようやく自分を受け入れることができるようになりました」という結果を得ることではないだろうか?あなたが自分にOKを出せるようになり、あなたの人生が花開くことではないだろうか?

そのためにどうすればいいか?原因は原因として理解しつつも、あなたの「これから」を大切にするのである。

「原因」を知ることは無意味ではない。ただし

あなたには過去がある。問題の原因は、過去にある。

ところが残念なことに、過去それ自体を変えることはできない。ただ私たちにできることは、「過去にこのようなことがあった」と認識することだけである。

この意味で、あなたが自分にOKを出せない根本的な原因を知ることは決して無意味ではないのだが、原因を認識できた結果「私は自分のことを受け入れられるようになりました」とはならない。

だからもしあなたの本当の意味で過去に足をとらわれず、これから先「自分にOKを出せる生き方」を選びたいと思うなら。あなたは実際、それができる。どうやって?これからの行動を変えていくことで。

それは、小さな一歩から始まる。

人は変われる。ただし

私たちに与えられている選択肢は、常に「今」という時間だけである。

あなたは今、「過去にこんなことがあった。だから自分はダメなんだ」と考えることができる。一方で、「過去にあんなことがあったけど、私はこれから自分と仲良くやっていきたい」と考えることもできる。

それはあなたのチョイスで、そうできる。

「私はここがダメ」というところがあれば、「どうすればOKになる?」と自分の意思で考えることができる。そして、人はほんとうに小さなきっかけで驚くほど激変する。それは、外面内面の、両方である。

あなたが小さなきっかけを見つける第一歩は、「過去にこんなことがありました。だから私は自分を好きになれません」と思ったときに感じる嫌な気持ちに立ち向かうことである。

あなたの脳が過去のことを思い出そうとしたときにまず、あなたは自分にこう言い聞かせることができる。「それは過去。終わったこと。これからは違う」と。

まずはこの小さな行動から

人の行動はまず意識から始まる。あなたの考えたことが、あなたの行動となる。行動することで結果が生じる。

あなたは自分にOKが出せないときあなたの意識は「自分はダメ」ということを考えている。そのときあなたは嫌な気持ちになる。

それを変える最初の一歩は、その嫌な気持ちを感じている自分に気づくことである。そして嫌な気持ちを感じたとき、まずその気持ちをしっかり認識する。そして、なぜあなたは嫌な気持ちになったのか?原因を認識する。

その上で、「これからは違う。自分は自分でいい」と自分に言い聞かせる。これを意識的に行うのだ。この小さな行動を継続することが大切なのである。

あなたが自分にOKが出せなくなってしまった原因そのものを変えることはできない。だがあなたがこれからどうするのかは、あなた自身が選ぶことができる。そこであなたは大きなことをする必要はない。小さな一歩でいいのだ。

最後に

「自己肯定感」という言葉が注目されているが、控えめにいって、自分にOKを出せるようになった人生は、自分にOKを出せない人生よりもずっと「幸せ」を感じやすくなる。

なぜなら自分にOKを出せる人は本当の意味で他人にOKを出せるようになり、他人の人生に不用意に干渉しなくなる。そして自分にとって大切なことに意識が向くだけでなく、自分と周囲と調和した人生を送るようになる。

世の中とは人の中。自分のことだけ考えて生きていくことはできるが、その先に待っているのは他者との衝突であり、争いが渦巻く不幸な日々である。最終的に本当の意味で幸せな人生を目指すなら、自分と周囲の調和が必要である。

自分にOKを出せないのに、人にOKを出すことはできない。だからこそその第一歩は、自分にOKを出せることから始まるのである。

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