自分は自分で人は人。
私たちは誰かから、人生で成功する方法や、よりよく生きるためのヒントを学ぶことができる。それらの知識を役立てて仕事を選び、人間関係を厳選することによって、よりよい人生を「選ぶ」ことができる。
ただしそのためには自分を知ること。もっと言えば、「自分の強み」を知る必要がある。この記事では、その理由について分かりやすくお伝えする。
はじめに
自分の強みとは一言で言うと、「私のこの部分は人並み以上です」という生まれつきの特質のことである。
あなたがいちいち気合を入れなくても自然にそれができ、かつ、人の平均以上の結果を出すことができる。それがあなたの強みである。
ではなぜ、今あらためて自分の強みを知る必要があるのか?
話はシンプルである。これからの時代、自分の強みを知ろうとせず、「人と同じ」ように生きることを目指せば、とても苦しい時代がやって来るからである。
日本はますます自己責任社会になる?
当メディア『人生の気づき.com』では政治の話はしないので、「なぜそうなるか?」については割愛するが、今後やって来る時代の流れをかんたんに言うならば、「自己責任」の格差社会の推進である。
月7万円のベーシックインカムの話がtwitterなどネットで炎上したのであなたもご存知かもしれないが、国としては今後、自助努力を中心とした競争社会を想定しているようである。
それが良いか悪いかを議論するつもりはないが、そういう環境がやって来る可能性があるということは覚悟した方がいい。
ではどうすれば万が一、日本が今まで以上の競争社会になったらどう生き抜けばいいのか?そこでカギとなるのが、「自分の強み」である。
どこで自分を生かすチャンスを見つけるか?
残念ながら、世の中は決して平等ではない。
生まれつき与えられた能力。学歴を得る機会。様々なチャンスは「不公平である」という現実認識に基づかない限り、世の中に失望し続けることになるだろう。
しかし忘れてはいけないのは、生存の道を見出すチャンスは平等である。どうやって?ヒントは自分のなかにある。そう、それが自分の強みである。
一体自分のどの能力を生かせば生きていくことができるのか?それを考え抜き、生かす道を見つけることによって、道は見つかる。必ず、見つかる。
人は誰もが長所を持つ。
この記事で私があなたに強くお伝えしたいのは、「自分の強み?私なんてそんなもの、あるはずない・・・」と決して自分を低く見積もらないことである。
人は誰でも長所と短所を持っている。長所だけの人はいないし、短所のみの人もいない。もし「私には強みなんてない」とあなたが思っているなら、それはあなたが自分の良さに気づいていないだけである。
自分にとって「こんなかんたんなこと」と思うようなことでも、人によってはとても価値を持つことがある。
自分を実際以上に高く評価する必要はないが、その逆も不要である。あなたにはできることがある。それは必ず、ある。
最後に
「自分を知れば道は開ける」
これからの時代はまさに、そんな時代である。
人と同じように動き、人を基準に考えていれば、
しかし、自分の頭で自分を生かす方法を考え抜く人にとって、自分の道を見出すことは難しくはない。
これからは、自分らしい生き方を見つけるチャンスと考えることができる。良い機会なので、ぜひあなたは一体どんな強みを持っているか?それを探ってみて欲しい。
そのさいはくれぐれも、自分を低く見ないことである!可能性はある。それは待っている。あなたが見つけ出すときを。