敗れたからといって、人の人生が終わるわけではない。人の人生はしりぞいたときに終わるのだ。
ニクソン
人生は基本的に自分が思った通りにはならない。
何度も挫折を味わい、失望に打ちのめされる夜を何度も過ごすことも珍しくない。つまり人生においては、生きている限り敗北はつきものである。
だから敗北によって人生が終わるわけではないのだ。人生が終わるのは、人生をあきらめてしまったそのときである。
「あきらめない」という人生最大の希望
大切なのは、何度敗北したとしても決して自分の人生をあきらめないことである。あきらめたらそこですべてが終わる。
しかしあきらめさえしなければ、逆転の道も見えてくる。想定外の奇跡も起こる。
最終的には、「生きててよかった!あきらめなくてよかった」という、人生最高の一瞬がやってくる。
だから人生は最後の最後まで、決してあきらめる必要はない。
すべては途中経過
ただ失敗しようが成功しようが、ともかく自分なりに誠実に生きていければそれでよい。それが前へ進んで行くということ。
人生で起こることすべては途中経過である。
途中で失敗しようが、悪いことが起ころうが、それらはやがて起こる良いことによって、上書きをすることができる。
だから人生いつでもどんなときでも。何一つあきらめる必要はない。最後の最後、めでたしめでたしなればいいのだから。
最後に
人生何があっても。どんな状況に陥っても。ネバー、ネバー、ネバー、ギブアップ。決してあきらめてはいけない。
目の前の状況に対して真っ先に狙われるのは、心折れそうな自分の弱い心である。
だからこそ心が折れそうになったとき。ネバーギブアップ。ネバー、ネバー、ネバー、ギブアップ。何度も何度も、この言葉を心の中でつぶやくのである。
なぜなら自分があきらめなければなんとかなる。実際問題なんとかなるのだから。
出典
『アメリカの大統領はなぜジョークを言うのか』