「◯歳までにはこうたい」
「20XX年にはこれを実現したい」
私たちは日々、いろんな夢、希望を持って生きていく。
ところが、人生はそうそう、予定通りにいくことはない。人生は想定外の連続で、「こんなはずじゃなかった」ということが起こる。
どんなに準備をしても、慎重に行動していても、邪魔な横槍によって努力が台無しにされてしまうことが少なくない。
だから、人生は、基本的に予定通りにならないもの、思い通りに行かないものと考えた方が、自然なのかもしれない。
目標に期限は設定しない
よく、自己啓発の本では、「夢に日付をつけろ」や「目標には期限を設定せよ」と説かれているが、個人的にはこの理由で、目標に期限を設定するのが好きではない。
人生で目標を持つことは大切なのは確かだが、その目標が、自分が決めた通りの期限で上手くいくことはなく、失敗したときのダメージが大きい。
でも、人生不思議なもので、
「XXを実現したい!」
と強く思っていることは、いつか自然と実現していることが多い。それは自分が思ったタイミングではないが、ある程度の時間差を経て、実現している。
いちいち目標に期限なんか設定しなくても、本当に大切なこと、自分の人生で意味があることは、最善のタイミングで実現する。だから、「いついつまでに」と期限を設定するのも良し悪しだと思う。
予定通りにしたい、その気持ちが
基本的に人生は思い通り、予定通りにいかず、常に想定外のことが起こる。
そう考えていれば、道中何があっても慌てることはない。むしろ、起こった想定外の出来事を楽しむ余裕が持てる。
しかし、
「絶対にこうしよう!」
「思い通りにしよう」
と思っていると、気持ちの余裕が持てず、想定外、予想外のことに対して、イライラしてしまい、精神の健康を害しやすくなってしまう。
そうなってしまうと、人生は日々ストレスの連続だ。人生は思い通りにならないものなのだから、想定外のことが日々起こり続ける。
最後に
結局なるようなるのが人生で、どんな計画を練ろうが、計画が予定通りになることはない。
むしろ、「想定外のことが起こるのが当たり前」と考えていれば、人生という道を、慌てず楽しむことができる。
人生思い通りでなくてもいい。一番大切なのは、人生そのものを楽しむことだ。人生を楽しむことができれば、それが自分が思っていたカタチとは違っても、それはそれで楽しめる。
「XXをしたい、予定はこうしよう」
と決めるのもいいが、そこには必ず柔軟性を持たせておく。自分の思っていたカタチと違ってもいいのだ。最後はなるようになるのだから。