成功の目前でギブアップしないための教訓

成功を目指す女性

人生の失敗の多くは、成功にどれほど近づいているかを知らずに、それを目前にしながらあきらめてしまうときに起こるのだ。

アラン・ピーズ&バーバラ・ピーズ

あなたには人生のなかでどうしても実現したいことがあるだろうか?成功して、理想の人生を生きたいだろうか?

もし「イエス!」なら、ぜひ覚えておきたい教訓がある。それは「奇跡が起こる前には不吉なことが起こる」という教訓である。

話はこういうこと

奇跡が起こる前には不幸なことが起こる。それがどういうことなのかというと、こういうことだ。

あなたは成功を目指して日々前進している。あなたは自分を心から誇れるくらい努力している。そしてようやく、あと一歩であなたは成功をつかむ目前にまで到達する。

するとそこで、「それはマジですか?」と驚愕してしまうような、どデカいピンチや不幸が突如としてやって来る。

それによって今までコツコツと継続してきた努力が台無しになってしまうような証拠を突きつけられる。その結果、「全ての努力は無駄だった。もうダメだ・・・」と心が折れてしまう。

確かに常識的に考えれば目の前の現実が暗転しつつあるように思える以上、「もうダメ」と判断することは現実的かもしれない。

これが「奇跡の前には不吉なことが起こる」仕組み

突如状況が暗転し、あと一歩のところで成功が遠のいてしまったかのように思えるとき。多くの人は前へ進むのをやめてしまう。すべてをあきらめ、挫折してしまう。これこそが人生のワナなのである。

なぜか?

実のところ、「もう、無理かもしれない・・・」と追い詰められるほど不吉な状態になってしまったときこそが、実は成功の直前。ピンチを乗り越えたあとにこそ、本当の「めでたしめでたし」が待っているからである。

しかし、「奇跡が起こる前には不吉なことが起こる」という教訓を知らないと、ほんとうに惜しいことだが、「ゴールの直前」でリタイアする羽目になってしまう。それは本当にもったいないことである。

問題は自分の決意

大切なのは、「あと一歩!」という状況に入ったときは必ず、「ピンチ」という形で偽装された試練がやってくることを知識として知っておくことである。

それはあなたを試している。あなたがゴール直前でリタイヤする人なのか?それとも、本当に最後の最後までやるべきことをやり遂げる人なのか?人生に、その覚悟を試されているのである。

であるならやるべきことはただ一つである。一歩前に出て、前進し続けるだけである。

ここで不安に怯えてあきらめてしまうなら、文字通り全ては台無しである。しかし、そのピンチを自分を信じて乗り越えることができたなら。そのピンチこそがまさに、奇跡であったことを実感できるだろう。

最後に

以上、これが成功の目前であきらめないための教訓である。

すなわち物事は必ず右肩上がり。行動と努力によって何もかもが順調に上手くいくわけではない。むしろ状況が大きく変わる前に、「これは無理かもしれない」というピンチや不幸という形で「偽装」された出来事が起こる。

しかしそれは朗報である。あなたは目標に向かって前進している今、正しい道を進んでいる証拠だからである。

だからこそ大切なのはあなた自身の決意である。「やっぱり自分には無理なのか・・・」と心が折れそうになったとき。「奇跡の前には不吉なことが起こる」ということを思い出して欲しい。

ピンチがやって来たならゴールは目前だ。そこまで来たのなら最後まで走り抜こう。そう、あなたの成功は目前なのだから。

出典

『自動的に夢がかなっていくブレイン・プログラミング』(サンマーク出版、2017年)