なにもしなければ人生は変わりません。
「なにかを変えよう」「よくしよう」と取り組むからこそ、新しい展開や打開策が生まれ事態は好転していく。すなわち、運が高まるのです。
その機会は多ければ多いほうがいいし、多くするためには取り組み続ける機会を増やす必要があります。
鍋島雅治
成功とは確率論である。やることなすことすべて大成功。一回も失敗を経験せずに栄光をつかんだ人などいない。
今、世の中で大きな事業を運営して大成功をおさめている人ですら、今の立場をつかむために何度も何度も失敗し、黒歴史を刻んでいる。
にも関わらず最終的には成功できた。このことから分かるのは、「結局成功したければ行動し続けなければならない」ということである。
人生は数こそ正義
1回の行動で成功できる人はほとんどいない。しかし、10回20回30回、行動を続けていれば、そのうち何かが大ヒットする。
今までの失敗をチャラにしてくれる、大きな成功につながっていく。だからこそ成功は確率論。成功する確率を高めるためには、行動回数を増やすしかない。
このように、「下手な鉄砲も数撃てば当たる」で行動回数を増やせば、成功する確率を確実にアップさせることができるのである。
ただしこれだけは絶対に避ける
人生は数こそ正義。だが一つ注意したいこともある。
それは、何度も行動できるように、致命的な失敗を避けること。つまり、失敗したときに二度と立ち上がれなくなるような大ダメージを受けることは避けた方がいいということだ。
例えば、人生大逆転を狙い、銀行からお金を借り入れ独立開業する。全財産を投資にかける。
つまり、それが失敗したら人生が終わってしまうリスクがあるような行動は避けた方がいい、ということだ。
つまり失敗しても復活できるかどうか
たった一度の失敗でもう立ち直れなくなってしまってはダメだ。大切なのは失敗しても立ち上がり、再度行動を起こすことだ。
基本的に私たちの行動は「うまくいかない」ことの方が多いと考えておいた方がいい。行動すれば失敗するくらいに思っていた方が良い。
だからこそ、失敗してもまた行動できる程度の傷で抑えておくことが重要なのである。失敗してもそのダメージが小さいなら。私たちは再度立ち上がり、チャンレジすることができる。
失敗してもチャンレジできる。それが重要なのである。
最後に
人生は試行錯誤。だからこそ行動力であり、行動した数である。
かすり傷程度なら何度失敗してもどうともない。繰り返し行動を起こしていれば、そのうち何かがうまくいく。ただし、一度の失敗でノックアウトされてしまうような大敗北だけは、絶対に避けたい。
つまるところ、人生で大勝負をそう簡単に挑まないこと。「人生のすべてかけて」というような勝負はできる限り避けること。
そのかわり、失敗しても立ち上がり、何度も挑戦できる方法で行動を起こしていくことができること。そんな工夫が必要である。
出典
『運は人柄 誰もが気付いている人生好転のコツ』