もし人が自分の夢に向かって自信をもってまっしぐらに進み、自分が想像したような生活をしようと努力すれば、普段考えてもみなかったような成功にめぐり合うだろう。
ヘンリー・デイヴィッド・ソロー
「私の願いはきっと叶わない」
最初から、願いの実現をあきらめてしまっている人の願いは絶対に叶わない。しかし、心から実現を願っている願望はある程度実現できる。
人生において、思いもよらぬ奇跡が起こることを、実際に経験することができる。
「できる」と信じる。だから「できる」。
願望の実現を信じている人は、自分が意識しないうちにそれとなく願望が実現する方向に向かって進んでいく。
途中上手くいかないこともたくさんある。しかし最終的には願いが叶うと信じている。だから今自分ができることをする。努力を重ね、自分自身を願望へと近づけていく。
すると「念ずれば通ず、信ずれば通ず」で、文字通り、願いがまさに現実になる。
これはまったく非論理的で、それを証明する科学的根拠は何一つない。しかし現実問題こういうことが起こっているのもまた、確かである。
つまり実際に人生において、奇跡は起こる可能性がある。強く願いを想い続けている限り。
自分くらいは自分の願いを信じてやれ
願いは叶う。その想いを強く信じる。それが人生に奇跡を引き起こす。
理屈がどうであれ、ただ1つ確かなのは、自分の願いが叶うと信じないで、成功できると信じないで人生に奇跡は起きない。それだけは確かである。
もちろん、願っても叶わないことはある。それでもなお、自分が自分の願いを信じないで、誰がそれを実現してくれるか、という話である。
自分の夢が叶うことくらい、他ならぬ自分くらいは、最後まで信じたいものである。
最後に
「想う」力はすごい。
「私は~な人生を送りたい」という想いがまさに、気づかぬうちに未来を創造していく。それは確かに100%完璧な形ではないだろう。しかし人生を文字通り動かし、方向付けていくことは紛れもない事実である。
だから未来を予測する方法はシンプルである。「私は~な人生を生きたい」と日々想うことである。思いつくだけ、最高の人生を思い描くことである。
その想いの大枠がいつか、思わぬ形で実現しているだろう。
出典
『森の生活』