成果をあげる者は、社会にとって不可欠な存在である。
同時に、成果をあげることは、新入社員だろうと中堅社員であろうと、本人にとって自己実現の前提である。
P・ドラッカー
結果を出せる人は強い。
世の中、行動しても、努力しても、それが結果につながらないことがある。だからこそ、結果を出せる人は重宝され、賞賛される。
もちろん、調子に乗りすぎると嫉妬というプレゼントもついてくるが。
「結果を出す」から人生が変わる!
目標を決め、行動をし、そして結果が出る。この単純なプロセスを経ることによって、人は自分という人間になっていく。
「こうしたい」
「こうなりたい」
自分が描く願望は、すなわちその人の本質だ。
だからこそ、行動による結果の獲得によって、人は自分が望む人生へと導かれていく。これが自己実現だ。
結果を出せる人は少数派
だが、あいにく自分が望む結果を100%出せる人は少ない。ほとんどの人が、結果を出せず妥協に甘んじている。
結果が出ないからこそ、自己実現が難しく、理想論になりがちだ。
これは世の中を見ていればよく分かる。書店では成功者の本がならぶが、その本がいくら売れても、成功者は増えていない!
いくら世の中が便利になっても、その便利さを利用できるのは、限られた一部の経済的成功者だけ。結果を出せる人は限られ、人はみな、いかに成果を出すか悩んでいるのだ。
最後に
自分らしく生きるために結果を出すことは大前提。逆に言えば、結果が出せることこそ、自分が自分らしく生きるカギがあると言える。
頑張っても結果を出せない。努力がほとんど報われない。それならいっそ、結果が出せることを探したほうが早い。
なぜなら結果が出れば人生は目に見えて変わる。だからこそ自己実現の大前提として、結果が必要なのである。
出典
『経営者の条件』