仕事の人間関係は原則的に「利害関係」。だから付き合う人は選んでいい

スーツの男

書籍などでよく、「お客様を選びましょう」というようなことが書かれていますが、早い時点で冷やかし客と見込み客を見分けていかないと、大切な本当のお客様との時間を奪われることになります。

なぜなら、冷やかし客というのは泥棒と同じで、あなたから「奪うこと」しか考えていないからです。

船ヶ山 哲

仕事では、誰を相手にして、誰と付き合うのかはとても大切な問題だ。それは言い方を変えると、誰を相手にしないで、誰と付き合わないかを考えるということだ。

大人の人間関係の基本

仕事で大切にすべきなのは、当たり前だが、仕事で役に立ってくれる人、何らかの利益を与えてくれる人だ。

それは当然の話だし、仕事の人間関係は利害関係なので、そこに人間論や道徳論を持ち込んでもしょうがない。一緒にいることでお互いが仕事の面で得をする。それが大人の関係というものだ。

クレクレと付き合う無意味

ところが、だ。

世の中には相手を利用することだけ考え、相手に何かを与えようとしない人もいる。自分は何も差し出さない。しかし、求めるものは要求してくる。

性善説や道徳論で仕事の人間関係を考えていると、こういう人たちに痛い目に遭わされる。そこで大切になってくるのが、「誰を相手にして誰を相手にしないのか?」という、その現実的な判断だ。

最高なのは自分も与えて与えられる関係

早い話、世の中には一緒にいてハッピーになれる人と、一緒にいると不幸になれる人がいる。だから、「誰と一緒にいるかをしっかり考えましょう」ということだ。

大切なのは「◯◯であってほしい」という願望で物事を考えるのではなく、今そこにある現実をもとに物事を考えることである。

つまるところ、結局一緒にいて上手くいく人といるのは楽しい。こちらが得をするだけでなく相手も得をする。そういう関係が一番、長く続くのだ。

出典

『稼ぎたければ、捨てなさい。』(きずな出版、2016年)