本当の才能というのは、実は努力する才能なのよ。
高津耀子
努力は結果を保証しない。しかし、努力なくして成功はない。そこで面白いのは努力に対する意識だ。
死ぬほど努力し、苦労して努力した。そういう努力は案外思うような結果がでなくて、ますます努力がイヤになる。
しかし、努力を努力と思わず、ただ夢中になって取り組んだこと、頑張ったことというのは、素晴らしい結果になることが多い。
努力は意識の持ち方次第!
同じ努力をするにも、意識の持ち方によって、結果はこんなにも違うものなのだ。
だから、「自分は努力してる」とか、「頑張っている」とか、そういう意識があるうちは、多分努力してもダメなのかもしれない。結果を出せない方もしれない。
逆に言えば、努力を努力と感じない、そんな何かを見つけて夢中になることができれば、それが自分にとっての努力しがいのある道なのかもしれない。
「努力してる感」なしにできることを探す
結果なんて考えず、ただがむしゃらに夢中になる。人生でそんな経験ができるのはとても素晴らしいことだ。
夢中になれることがある。ただそれだけで人生は豊かになる。だからしたいことがあれば。夢中になれることがあれば、ひたすらそれを追っていけばいい。
もし夢中になれることがなかったとしても悲観する必要はない。夢中になれることを探すかわりに、努力を努力と感じずに続けられることを探せばいい。
なぜならそれが、結局は自分にとって一番の道である可能性が高いからである。
最後に
努力できることは才能かもしれない。
しかし物事には、「努力している」感じがせずに、自然に続けていくことができることがある。
それこそが人生で自分が本当にやるべきこと。
自分に努力を強制しなければできないことをやめて、自然に無理なく努力している自分に気づけることをする。
本当に努力できることを見つけるために、覚えておきたい話である。
出典
『ボックス!』